WRCに詳しい方への質問です。

Question

まさにいま日本ではトヨタチームのお膝元にて最終戦（第13戦）のラリージャパンが開催中ですが、全13戦の中にヒョンデチームの地元である韓国での開催が組み込まれていないのは何故なんですか？

もしや、トヨタチームには日本人ドライバー・勝田貴元選手がいるのに、ヒョンデチームには韓国人ドライバーがいないという事と、何か関係があるのですか？

Answer 1

韓国では自動車競技がマイナーな存在です。

サーキットレースは韓国国内にいくつかサーキットがあり国内シリーズ戦もある、過去には日本から参戦したドライバーもいたのですが、裾野が狭く国際的なドライバーはいない。

ラリーは存在しているのか？不明です。海外参戦したドライバーも聞いたことないです。
ヒョンデのラリーチームは活動資金がヒョンデから出ているものの、チームはヨーロッパのプロが運営しているのでしょう。
ＷＲＣを韓国に誘致したいプロモーターも存在しないのでしょう。

ラリーに関しては日本も盛んとは言えません。国内のラリー選手権はほとんど知られていないです。
ＷＲＣは21世紀になって北海道で何度か開催され、トヨタがＷＲＣ復帰で再び誘致に成功した、と言う流れと記憶します。

ちなみにイギリスはラリーが盛んで、かつてはＲＡＣ（王立自動車クラブ）ラリーがＷＲＣの常連イベントでした。名称は変わり2019年まで続いていたものの、コロナ拡大で中止になって以降は開催されていません。

ヨーロッパでのラリーはＷＲＣの下にヨーロッパ選手権、その下に英仏伊独ベルギースペインポルトガルなどの各国選手権があり、かつてはＷＲＣのトップカテゴリの車両が地元チームに貸し出されて参戦したこともあります。

Answer 2

Mスポーツ・フォードも、
Mスポーツはイギリス、フォードはアメリカの会社ですが、
イギリスでもアメリカでも開催されていないです。

それどころかアメリカでは大昔にちょろっとやったことがありますが、
イギリスでは開催歴自体が全くない。

またヒョンデもトヨタもチームとしての本拠地はドイツで、
直下カテゴリののWRC2のTokシュポルト系もドイツのチームですが、
そのドイツもフォルクスワーゲンが撤退したこともあってか
もうずいぶん開催から遠ざかっています。

イギリス人もドイツ人も、
エバンスとヌービルというトップドライバーが長年活躍してますけどね。

ちなみに、
チャンピオンのチームとドライバーの国籍が一致するのは
キャリアのスタートからチャンピオンまでの短い下積み生活がずっとフランス国内のシトロエンだったセバスチャン・ローブを除くと、
ランチア・デルタに乗ってたビアジオンしかいない。

要は、
特にWRCでは国籍だの人種だの地物開催だのにこだわってるのが
日本のトヨタくらいのものなんじゃないでしょうか。

日本人が好む
日本のチームが地元開催で日本人を無理にでも乗せて活躍する姿を見みたい
という感覚が
むしろモータースポーツ業界ではずれているのではないでしょうかね。

Answer 3

簡単に言えば、韓国国内のモータースポーツに対する関心の低さでしょうね。
過去にF1が開催された時は、観客が少なく莫大な赤字となったため、翌年の開催金を支払えずにカレンダー落ちしましたから。

ニュースやネットでWRCを報道する際も「トヨタに勝った」と言う論調が多いようです。
そのためヒョンデがWRCに参戦していることを知らない人も少なくないそうです。

そんな状態では「WRCを韓国で開催しよう」と言う声が出ること自体、難しいかと。

＞ヒョンデチームには韓国人ドライバーがいない
WRCの韓国ラウンドが開催されないこととは、直接的には関係ないでしょう。
もちろん母国のドライバーが活躍することで関心が高くなり、WRC開催の機運が上がる可能性もありますが……。

Answer 4

たぶんですけど、韓国ってモータースポーツ人気ないんじゃないですか？
ラリーでもサーキットのレースでも韓国車、韓国人ドライバー見た事ないです。