フォード のみんなの質問

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2009年からのフォードF-150の4WD車ですが、こちらはいわゆるパートタイム4WDなのでしょうか?
やはりタイトコーナーブレーキ現象は起きてしまうのでしょうか?

2駆と4駆が切り替えられるということは、パジェロなどの特殊な4WD以外は4WDで走行した場合、舗装路やハンドルをいっぱいに切ったときにはタイトコーナーブレーキ現象は起きるものなのですか?

宜しくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

はい、2009年以降のF-150の4WDモデルは「パートタイム式4WD」となります。
以下、2013年式 F-150 の取扱説明書の内容となります。

<原文の英文>
Note: Do not use 4X4 mode on dry, hard surfaced roads. Doing so will produce excessive noise, increase tire wear and may damage drive components. 4X4 mode is only intended for consistently slippery or loose surfaces.

<日本語訳>
注意:乾燥した固い舗装路では4×4モードを使用しないでください。そうした(使用した)場合は、大きな雑音が発生し、タイヤの減りが増加し、駆動系を傷める恐れがあります。4×4モードは、滑りやすい路面、またはゆるんだ路面のみとしてください。

→ 下記220ページより抜粋
https://cdn.dealereprocess.net/cdn/servicemanuals/ford/2013-f150.pdf

■ パートタイム式4WD

パートタイム式4WDは、通常は2WDで走行していて、緊急時のみドライバーの意思で4WDに切り替えます。切り替えるとトランスファーが前後の駆動系を直結状態にロックしてしまいます。なので、直結四駆時に低速で乾いた路面でステアリングを大きくきると、前後輪の回転差がケンカしてブレーキがかかる「タイトコーナーブレーキング現象」が発生してしまいます。また、この状態は路面によってコーナーが膨らみやすく(アンダーステア)なるほか、ABS等の電子デバイスとの相性が悪いため危険も伴います。こうした素性を知る玄人向けの四駆システムというわけですね。

■ 三菱スーパーセレクト4WD(ご参考)

スーパーセレクト4WDは、仕組みとしてはパートタイム式4WDと同じです。なので2WDにも4WDにも切替できます。違いはトランスファーに「ビスカスLSD付センターデフ」を装備している点です。ビスカスLSDの内部は粘液と無数の金属板が密封されていて、前後輪の回転差が小さいときは粘液の作用でじんわりと、回転差が大きくなると内部が膨張して金属板を押し付けて直結に近づけます。このように緩い効き具合なので、タイトコーナーブレーキング現象が発生せずに、4WDモードでもフルタイム4WDと同じように走ることができます。ABS等の電子デバイスとも相性はいいです。しかし、効きが弱いため直結四駆になりません。そこでこのセンターデフにロックできる機構も備えています。何でもありの優れた四駆システムなのですが、その分複雑で重たくなるのが欠点です。

説明長くなり失礼いたしました。なにかご不明な点がありましたら、追加でご質問いただけたら幸いです。

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