TOYOTAのジャストインタイムについて。

Question

ヘンリーフォードの大量生産は車造りに限らず製造業においては革命的な歴史的偉業とも言われますがTOYOTAのジャストインタイムはどれくらいの凄いアイディアなのでしょうか？
大量生産の偉業と比べるつもりはないですが。
大量生産のノウハウをアメリカで学んだ豊田さんが必要な部品は必要な数だけあればいいという考えで生産性の効率や在庫のリスク回避などなど利点がある画期的なアイディアだとありました。
「改善」という言葉は世界で通用するとありました。
TOYOTAの生産性効率のために考案したものは多大な影響を与えているのでしょうか？

Answer 1

トヨタのシステムには一定の評価を与えるべきだと思いますが、いくつか問題があります。

一つ目は工場に余分な在庫がないため、災害によって部品メーカーが被害を受ければ、例えばネジ一本がないために、工場全体が休業に追いやられるというリスクがある事です。

二つ目は、これは明らかな下請けいじめのシステムです。
例えばクラウンのブレーキペダルを作っている会社があるとします。この会社は、生産に当たって設備投資をします。そのための資金を銀行から借り入れたとします。当然、毎月の返済がある訳ですが、売れた分だけしか納品されないのであれば、返済計画はクラウンの売れ行き次第ということになります。
このように、本来トヨタが負うべきリスクを下請けに負わせるシステムになっています。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます！
喜一郎さんが生きておられた頃は下請けいじめなどなかったのでしょうけど、ジャストインタイムがのちに下請けいじめへと変化してしまったのですね。
トヨタにとっては確かに都合のいい方式ですね。

Answer 2

必要な物を必要な時に必要なだけ、トヨタだけが得する生産方式、客を何ヶ月も待たすのにジャストインタイム何処がとおもいます。

Answer 3

乾いた雑巾を更に絞る手法が、ジャストインタイム❗️

弱い者イジメをして、工賃の搾取も行い、下請け企業が倒産するまで、絞り取る、合法的な手法。

昭和１６年の大本営が実施した手法を真似しただけ❗️

Answer 4

ラインが止まれば即大騒ぎ、30分も止まるとネクタイした課長クラスがやって来て、はよせいはよせいと追い立てられます。

Answer 5

トヨタにとっては都合のいいシステムだと思う。あと、ジャストインタイムですから
運送トラック運転手にとっては地獄のようなシステムだと思います。
時間に間に合わなければエライペナルティを課せられる。クビになるでしょう。
時間に間に合わせるため早め着くようにして路上駐車なんかしていそう。だれも、調査して指摘はしていないが。

Answer 6

ジャストインタイムは、トヨタが名古屋だけで生産している時は、まずまず良かったとは思いますが。
基本的に下請けにコストを押し付けるもので、元請けだけがコストダウンできれば良いとは思いません。

Answer 7

比較的新しい海外での実態調査。

中欧におけるトヨタ生産方式の適応可能性：チェコ・ポーランドの事例
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/center/industry/publication/report/pdf/37/37-2e.pdf

JITだけで拾い読みしても、実情はわかりますから。実施例無いのは当然。TPSでも苦労してます。

Answer 8

<<必要な部品は必要な数だけあればいいという考えで
生産性の効率や在庫のリスク回避などなど
/////////////////////////利点がある画期的なアイディア>>

其れは、トヨタにとっていいことだらけですが、
下請け、協力会社にとっては、厳しい条件と成ります。

ただ、生産計画が、事前に周到に準備されていますので、
ホンダが、リコールの連発で、一気に販売不振と成り、
２０１５年に野ざらしの大量在庫（５万台以上と云われてる）
工場稼働率が落ち込み、、、、、の様な事には成らないね。

Answer 9

＞例えばネジ一本がないために、工場全体が休業

これすら計算のうちらしい。

とある事業所の従業員が言っていたが、巨大な内部留保があるから、１年半は収益がなくても大丈夫だそうだ。

体力のある大企業ならではのシステムだろう。