未だに思うことですが、日産が経営危機に陥り、自力再建が不可能になったときに、フランスルノーが救済を申し出なければ倒産していたのでしょうか？

Question

当時、日産はダイムラーやフォードに経営支援を求めるが断られ、政府も国有化する気もなく、ルノーが資本提携を申し出なければ倒産秒読みだったと記憶していました。

Answer 1

車自体はそれなりに売れていたけど、海外投資や国内の設備投資の結果が思うように出ていなかったことで資金面でまずい状態であった。
ルノーが救済というかルノー自体もボルボとの提携断られて他の欧州企業にも頼れないし技術力も海外での販売力もないから決して良い状態でもなく日本メーカーとの提携は必須の状態であったので、両者提携はあの時が一番のタイミングであっただけのこと。

もしルノーが他のメーカーと提携していて日産と組まなかったら日産の資金繰りは滞る。
メインバンクとか債権者との話し合いで調整できれば、車自体は売れていたのだから年月はゴーンがやるよりははかかっても高コスト体制の改善と投資の集約や起死回生のヒット車が出て自力で復活していたかもしれない。

または、経営破綻してどこかの再生ファンドの手に落ちて経営者一新で再生か分割して売り捌かれていたかもしれない。

国有化もありえはしたでしょう。
銀行や証券は潰しても金持ちが困るぐらいだけど製造業はそこの関わる庶民が路頭に迷うので政治不信に繋がるから放置はしないと思いますよ。