フォード のみんなの質問

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発売予定のヤリスGR4についての質問です。現在20年近くエボ7に乗っていますが、GR4が欲しいなと思っています。

AWDシステムはモーターファンのウエブサイトからシステムの概要(写真、オンデマンド方式、リヤデフ前にジェイテクトのITCC、リヤデフギヤ比が前デフよりハイギヤ―ド、この方式はフォードフィエスタで実績あり)は分かりました。しかしながらオンデマンドでリヤトルク配分が50までなら理解できるのですが、70までになるところが理解できません。
①ITCCで半クラ状態にしてトルクを稼ぐとの事ですが分かり易く説明して頂けたら助かります。
②それと後1つITCCにオイルクーラーが付いていないようですが競技など、長時間半クラ状態で使って問題ないのでしょうか。昨年12月、富士での 報道陣向け試乗会で途中で走行不能になったことがこのAWDシステムの問題点の露呈ではと気になりました。

以上の二点についてご回答をお願いいたします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

当事者ではないのであくまで公表された内容からの解釈ですが、

①オンデマンドでリヤトルク配分が50までなら理解できるのですが、70までになるところが理解できません。

→センターデフを持たないことから「リヤデフ側の減速比を変えて」おり、4WDカップリング100%直結時に「フロントよりリヤが多く回る」機構になります。

30:70の表現は難しいですが、一般的に前後直結(50:50)時の駆動配分=接地荷重」となりますので、例えば発進加速時など後方へ荷重移動量が増えた場合、前後駆動配分50:50だとしても路面に伝わる駆動力配分は40:60程度(=接地荷重)になります。

※例えば三菱アウトランダーの4WD駆動配分ですが、他社と同じ電子制御カップリング(ITCC)を使う4WDですが「4WD-LOCK時は最大40:60」という表記がされていました。つまり、カップリング直結時の発進加速時に発生する荷重移動(接地荷重)に伴う駆動力配分を「現実的に表現」したものと思われます。



まとめると、ヤリスGR-FOURの4WDカップリングは、直結時にリヤがフロントより多く回る構造でリヤ駆動がフロントを上回る場合がある。そして、リヤがフロントより「+5~10%程度多く回る」試算から、加速時の接地荷重にともなう駆動力配分を踏まえ「最大30:70(リヤ側に10%増し)」という表記になっていると思われます。


②カム機構+多板クラッチのITCCとはいえスリップ状態が長く続くと厳しいと思いますが、恐らくリヤ伝達90%状態(ギリギリ直結しない)領域は多く使わないと思いますので対策されると思います。


余談ですが、ヤリスGR-FOURの様なセンターデフを持たずリヤデフ直前にクラッチを備えた4WD機構はトヨタが実際にWRCで使用していた「ハングオンクラッチ式」4WDと同じです。(ST205セリカとカローラWRC仕様)

また、WRC仕様の三菱ランサーグループA車もセンターデフを持たず、トランスファーに摩擦クラッチ+ワンウェイ(スプラグ?)機構を備え、必要に応じてフロント側に駆動力を伝達する構造でした(RWDベースの4WDです)。

ハングオンクラッチに至っては実際にWRC使用に耐えた実績もあるので、トヨタのことですから何らかの対策はしてくると期待したいところです。

質問者からのお礼コメント

2020.3.5 14:00

ご回答ありがとうございました。荷重移動まで考慮されているとは知りませんでした。前後の回転差をITCCで滑らせて吸収しているわけですから。3モードのトルク配分がクラッチ板の摩耗とかで変わって来るような気がします。完全に滑ってしまった場合でも走行は可能だけどFFとなってしまうわけですね。
耐久性は気になりますが、こんな軽いAWDはもう出ないとおもいますので買います。できればラリーベース車を。

その他の回答 (2件)

  • HONDAみたいにフィット3みたいな異常なトランスファーを装着したまま販売はしないでしょう❗
    競技目的で使用するなら,冷却系は補強しないとトラブルは出るのでは?stiもトルク配分FRっぽくなりませんでした?

  • 簡単な話です、リアの方がフロントよりロングと言う事は、直結ならリア100%です(フロントにトルクが伝わっていようが関係ない、仮にフリーハブがフロントに付いて居ると仮定すれば理解が簡単)、しかしそれでは常にリアタイヤの回転数がフロントを上回る為、カップリングで常に滑らせてフロントと同じ回転にしないと実用上問題が出る、しかしカップリングを固定するまで制御すればリア100%まで持って行けるので、そこを逆手に取って70%(残り30%は滑り)まで制御。
    但しこのシステムの問題点はカウンターを当てた定常円等の時(リアタイヤの軌跡がフロントより外に位置する)、設定されたリヤのハイギヤード比率以上のカウンター状態では50:50に戻ってしまうこと。
    オイルクーラーは必修だと想像する、特に高トルク入力時の制御では、カップリング自体の温度上昇は激しいと思われる。

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