６０年代 フォードマスタング GT５００、シェルビー、エレノアについて。 見た目で心を奪われたものの、全く詳しくない私に、お詳しい方、色々と教えて頂けないでしょうか。

Question

シェルビーやエレノアはチューナーでしょうか？GT500というのは単なるグレード名ですか？
それとも誕生の背景にはレースが絡んでいるのでしょうか？
GT３５０とかGT５００とか、７０００ｃｃのエンジンなんてすごすぎですね。

色々と教えてください。

Answer 1

シェルビー・・・キャロル・シェルビーは、チューナーです。
当初、英国AC車のACエースに、フォード289エンジンを積んだスポーツカーを作り「コブラ289」と命名して販売しました。
それは最終的にコブラ427まで発展します。
続いて1965年、フォードがムスタングでレースに勝つため、レース公認車製造を依頼、シェルビーはホワイトボディに289エンジン（ベースグレード170）を納入させ、ボンネットやウィンドウを樹脂製にして軽量化、さらにリヤシートを外したりデトロイトロッカー装着、スタビライザーを太くしたりエンジンをチューンした「シェルビーコブラGT350」を生産しました。
しかし、ムスタングが大型化、フォードが自社でレース用公認車（BOSS302）などを作り始めると、硬派なイメージをやわらげた車作りを始めます。
66年にはGT350も「レースにはよくとも公道では乗りにくい」と不評だった部分が乗車寄りに改良され、67年は7000ccのGT500 が出てきます。
69年を以て、シェルビーコブラが生産を終えますが、そのマスクは71年マック1に引き継がれた感じです。
そして、次期の「ムスタングⅡ」で、コブラの名称が復活します。

エレノア＝エレナーは映画「バニシングin60」で、ムスタングの暗号名として使われたからでしょう。

カーチェイスシーン最長記録を保持しています。
自分が最も好きな映画です。ご一見を・・・

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0in60%E2%80%B3

https://www.youtube.com/watch?v=9FAGgg6Rmrw