世界で エポックメイングな役割を果たした車をこれ以外であと６台追加してください。

Question

・ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン（世界初のガソリン自動車）
・フォルクスワーゲン・タイプ1（世界最多の累計生産台数「2152万9464台）
・フォード・モデルT（世界初の大量生産による車）
・トヨタプリウス（世界初の量産型のハイブリッド車）

Answer 1

・シトロエン・トラクシオン・アバン：1930年代に発売されたＦＦ車。シトロエンはＦＦ車を発明したわけではないが、ＦＦ車を広く流行らせるきっかけとなった車。モノコックボディとＦＦ方式の組み合わせで、全高と重心高さがそれまでに比べ大幅に低くなり、スポーツカー並みの操縦性能を持った車。
トランスミッションのケースは後に、前後を逆転して1950年代のF-1カー・クーパーT43などに利用された。T43は、F-1で勝利した初めてのミッドシップ車。

・シトロエン２ＣＶ：大戦後の1949年に発売されたベーシックカー。安く、乗り心地が良く、４人乗れて室内空間が大きな車。見かけはポンコツだが、実用性は非常に高い。40年以上生産された。日本では、「カリオストロの城」でクラリスが運転した車として有名。

・シトロエンＤＳ：1955年に発売された大型セダン。シトロエンの独自技術であるハイドロニューマチック・サスペンションを搭載した自信作。油圧でサスペンションを動かし、さらにパワーステアリング、サーボブレーキ、半自動変速機も同じ油圧で動かした。当時、これほどのドライバー・エイドが付いた車は無かった。全てはドライバーに楽をさせて、長距離を快適に移動するためにあり、これ以後のシトロエンに続いていく。ＤＳは20年間生産された。

以上の３台は、Car of the Centuryの最終ノミネート26台に残った車です。最終評価は、シトロエンＤＳがフォード・モデルＴに続いて２位でした。


・シトロエン・エグザンティア・アクティバ ：1994年、アクティブサスペンションを搭載した世界初・空前絶後の市販車。20年以上経った今でも、世界最速でダブルレーンチェンジテスト （エルクテスト）をクリアした記録が残る。
https://www.teknikensvarld.se/algtest/

・シトロエン・ハーフトラック：自動車がどこへでも行けることを証明するために、シトロエンはハーフトラックの特許を買い車両を製作し、サハラ砂漠横断、アフリカ縦断、ユーラシア大陸横断、北極圏横断という冒険行を繰り広げ、学術調査を行った。1920〜30年代のこと。後にハーフトラックは軍用車に使われる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/半装軌車

・シトロエン・Ｃ４WRC：ラリーで前人未到の9年連続チャンピオン、通算79勝（勝率46%）を打ち立てたセバスチャン・ローブ、彼が駆ったシトロエンのうちの１車種。ローブはこの車で2007年〜2010年に34勝を挙げた。

Answer 2

メルセデスベンツ300SL
世界初の直接燃料噴射ガソリンエンジン搭載車
シボレー・コルベア
市販ガソリンエンジン車で世界初のターボチャージャー装備
フィアット128
現代の横置きFF決定版
（ミニはパワートレイン2階建てFFでフォロワーは日産くらい）
シトロエンDS
世界初の油気圧サス装備車
ボルボ・アマゾン
市販車世界初の3点式シートベルト装備
ルネ・ボネ（マトラ）ジェット
世界初の市販ミッドシップスポーツカー

Answer 3

・オールズモービル シリーズ60(1939年)
トルクコンバーターとプラネタリーギアの組み合わせによる変速機(セミオートマ)を搭載
1940年からはフルオート化

・オールズモービル ジェットファイア(1962年)
世界初の市販ターボ車(3765台生産)
アメリカでは、オプションでハイパワーエンジンを選択するシステムとなっており、これを根拠に日本の自動車雑誌ではBMW2002ターボ(1973年、1672台生産)が「世界初の量産」ターボ車とされています。


・ポルシェ959(1986年)
トルクスプリット4WD搭載
量産となると1987年のスバルレオーネとなります。

・トヨタクラウン(1977年)
三元触媒コンバーターの実用化
三元触媒の搭載自体は1976年のボルボ240が先行していますが、現在のO2センサーによるシステムはこちらからです。

・日産ディーゼル クオン(2004年)
尿素SCRシステム搭載、ディーゼルの排気ガス対策には不可欠です。

Answer 4

ジープですね。
大量生産された四輪駆動
アメリカだけじゃ無くフランス、インド、日本、韓国等でライセンス生産