イタリア製フェラーリは燃費が悪いですか？

Answer 1

2011年から2021年の間で新東名高速道路を御殿場から新静岡までの燃費は（ハイオク）

最高で13.6km/リットル

でした。

9000rpm迄廻せるショートストロークエンジンなので、一般のロングストロークエンジンに比較すれば燃費は劣ると思います。

イタリア製フェラーリ458イタリアです。

ボディとシャーシは全アルミ製で、サスペンションアームとホイールは鍛造アルミ製で乾燥重量は1390kgと超軽量です。

このF136FBエンジンはバンク角90度のＶ型8気筒でクランクシャフトがフラットプレーンなので片バンク四気筒は等間隔爆発する事による排気脈動によって吸排気特性が優れている構造によって排気量4499cc自然吸気式エンジンにも関わらず570馬力540ニュートンメーターという高性能です。
ディーゼルエンジンの特許を多数所有するBOSCHが開発したGDIガソリンダイレクトインジェクションというシステムはコモンレール燃料噴射システムでシリンダー内部に高圧で直接燃料を噴射する事で燃焼室内の温度を下げる事が出来た為に圧縮比が12.5対1という数値を実現して高馬力を実現しています。
ボアストロークは94Φ81mmというショートストロークでRevMAXは9000rpmを実現していますが、最大トルク値の80％は僅か3250rpmから発揮しています。
ショートストローク化が実現出来たのは車体の軽量化によるものです。
フェラーリ458の排気管は三本出しになっていますが、中低速走行時3250rpm迄は中央の細い排気管から排気流速を高めて出る様になっています。
この時にはエンジン頭部に設置されたインダクションボックス内のアクチュエーターがエンジン低回転時にも充分な量の空気を送る容積になっています。
エンジンが高回転になるとインダクションボックスのアクチュエーターは閉じて容積が小さくなります。
エンジンが高回転の時は三本出しの排気管の両側から排出するように排気管内のフラップが閉じる事で中央の排気管には流れずにＶ８片バンク四気筒の排気ガスが排気管に流れます。エンジン回転数が低い時にはＶ８片バンク四気筒の排気ガスは混合されて中央の排気管から排出しますが、高回転の時は片側四気筒の排気ガスは一本の管で排出されます。

このような仕組みになっているので燃費走行する場合の運転のコツは、車速を一定に保ち、アクセルをパタパタせずに一定のスロットル開度を維持する事が求められます。
微妙なアクセルワークを行うために、かかとの丸いドライビングシューズを履いてください。特にフェラーリ458はミッドシップレイアウトのためにフロントタイヤハウスがペダルを圧する配置になり、アクセルペダルとブレーキペダルの間隔が狭いので細身のドライビングシューズを履いて下さい。

Answer 2

そんなに悪くないです。

Answer 3

そうですね。
中国製フェラーリの方が燃費が良いです。