国内生産が50台しかないスポーツカーって例えば何がありますか？フェラーリですか？

Answer 1

いすゞ・ジェミニ（JT760）ハッチバック・イルムシャーR
https://catalogphoto.goo-net.com/carphoto/10601004_199105.jpg

・・・いすゞ自動車の乗用車史上、最悪の不人気車。

JT760ジェミニのハッチバックは、当時から『役に立たないデザイン』と言われ驚愕の不人気車でしたが（担当デザイナーは責任を取って首をくくれ！レベル）、これに1.6ℓ180馬力のターボエンジン（ホンダ・シビックタイプRが登場するまで同クラス最強のエンジンで、ロータス・エランにも採用されました）とフルタイム4WDを組み合わせ、ドイツの名門ラリーバカ（？）イルムシャー社が直接セッティングしたサスを持つ、超ハード仕様でした。（イルムシャーRの4ドアセダン版は当時の全日本ラリーに参戦しており、『FFベースの4WDなのに、FR車的なドリフトで攻められる』と、代々言われて来た『ハンドリングのいすゞ』の評価を継承したクルマでした。）
まぁ要するに、現代の感覚で言うと『スポーツカー』と言ってよい性能だったワケですが。

しかし、同じイルムシャーRでも、このハッチバックに限っては全く売れませんでした。
当時の工場の総組ラインの班長さんは、『自分が知る限り52台しか作ってない』と。工場で作ってないということは、52台しか完成車が無いということです。
ハッチバック・イルムシャーRは、限定車でも競技向けのホモロゲーションモデルでもなく、単なるカタログモデルです。ディーラーに行って『これください』と言えば、普通に売ってくれるグレードです。
それが52台・・・商業的な失敗を『爆死』というなら、日本自動車史上、これ以上の爆死モデルは恐らく無いでしょう。

Answer 2

ぱっと浮かんだのは、「日産GT-R50」です。１億4500万円もしました。
https://www.nissan-global.com/JP/INNOVATION/DESIGN/DESIGNWORKS/GT-R50/

ちなみに、マツダの25周年記念ロードスターは、国内25台限定でした。私は抽選に外れました。
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2014/201405/140520a.html

今年、ロードスターは35周年を迎えますが、35台限定にはしないようですね。すれば、プレミア化するのが必須ですが。

Answer 3

50台で思いつくのはホモロゲーションモデル。お披露目のレースで惨敗してほとんど売ることなく廃棄された車種もあったようです。
https://www.nissan.co.jp/HERITAGE/DETAIL/302.html
https://www.automesseweb.jp/2022/10/06/1143526