フランス車のトランスミッション フランス車（ルノー、プジョー、シトロエン）のトランスミッションは、

Question

なぜ４速ＡＴが多いのでしょうか？

ＶＷなどは７速ＡＴまであるのに、フランスの交通事情では４速ＡＴの方が都合がいいのでしょうか？

フランスもドイツもそんなに変わらなさそうなんですが・・・。

Answer 1

日本やアメリカはAT需要大国なのですがフランス車はそのどちらも大きな市場を持っていません。
他の方も仰っていますが、向こうでは小型車にはMTの方が需要が高くATはほとんどオプション扱いです。
なぜかと言うと経済性も勿論ですが、日本と道路事情が異なりストップ&ゴーは少なく、ガチャガチャギアを変える必要がない為です。これはフランス車が小さなエンジンで大きな車体を動かす点からもうかがい知れます。
つまりATを開発しても費用対効果が小さいので最新ATを投入できません。
フランス車の6ATは日本のアイシン製。
最近は向こうでもATの少しずつ需要が高まっているみたいですが.......

一方、VWなどのドイツ車は日本やアメリカに大きな市場を持っており（VWは日本で一番売れる輸入車）費用対効果が大きいのです。
なのでドイツ車などは絶えず最新のATや日本に合わせたトランスミッションを投入できる訳です。

Answer 2

基本、フランス人がケチって事です。
燃費ならＡＴよりＭＴの方がいいですし、4速ＡＴなら
7速ＡＴよりも製造コストが安い（すなわちクルマが安く販売できる）
ので、フランス人ユーザーも現状に不満が出ないのでは？

フランスメーカーの場合、ドイツほど輸出に力を入れていないのも
要因の１つになっていると思います。

Answer 3

プジョー・シトロエングループでいうと最近は6速ＡＴを搭載したモデルがでてきましたね。
えっと、それで…… なぜ4速が多いかというと、たしかフランスでは低価格（大衆車）のＡＴ車はあまり売れないらしいです。高い車になってくるとまた別なんだそうですが、それ以外はＭＴを選ぶ方が多いみたいです。それもあってあまりAT開発には力を入れず、伝統（？）の4速のままだったみたいです。それとエンジンブレーキが良くきくというメリットもあるとかなんとか…… ってプジョーの営業さんがいってました。

ちなみにＶＷの7速DSGは構造的にはＭＴです。セミオートマとかいうものですかね？
でも、DSGっておもしろいですよ。