フランス大統領の専用車がシトロエンばかりなのは何故ですか？

Question

他にプジョーやルノーもあると思うのですが。

Answer 1

フランスでは、
シトロエン：形も技術も前衛であることを望む人が乗る。
ルノー：良くも悪くも保守。冒険をしない人が乗る。（日本で言えばトヨタ）
プジョー：美的価値観が保守的（例えばＢＭの１はかっこ悪過ぎ、アストンマーチンは美しい）で、人生は自分が楽しむことが大事。という極めてラテン的な価値観の人が乗る。

という評論をどこかで読んだ気がします。
それで行くと「大統領たるもの民衆の価値観に先駆けた未来を示さなければならない」という考えから選ばれているように思えます。特にＤＳ２１が公用車だったころは。

唯、最近のＦ２（フランスのＴＶニュース）を見ている限り、閣僚はルノーだったり、プジョーだったり、中にはアウディの人もいましたので、ある程度自由裁量権があるのかもしれません。


ちなみに、メルセデスのＳクラスに６Ｌツインターボ、トルク１００ｍｋｇなんていう「トレーラーでも牽引する気なのかい？」という車がある理由は、それを買う（日本以外の）顧客の多くが、フル防弾仕様、車重４トンなどというカスタマイズをする前提があるからだそうです。