１．シトロエンＤＳ２１って どういう位置づけのクルマなんでしょうか？ アメリカでは 日本では ２．アメリカドラマ メンタリストでパトリックジェーンが乗っているアレです

Question

なぜこのクルマにしたのでしょうか？

Answer 1

１．アメリカ事情は難しい質問ですね。

ＤＳは全世界では、1955-1975年の20年間で、145.5万台が販売されました。「２１」はエンジンの排気量で、2．1ℓのこと、１９，２１，２３とエンジンが拡大したと記憶しています。
ＤＳはヨーロッパ、ことにフランス本国ではファミリーカーでした。
さらに、当時フランス最大級の車だったことからか、改造されて大統領専用車に、また乗り心地の良さから救急車などにも使われました。

アメリカでは数千台が販売されたそうですが、市場規模からして、アメリカ国内では珍しい車と思います。

日本では輸入台数が少ない、高級車です。
シトロエンＤＳは、自社開発のハイドロ・ニューマチック・サスペンションを本格的に取り入れた車でした。当時の輸入元・日仏自動車は、専用の整備チームを１セット組み、ユーザから故障の連絡を受けると、整備チームを派遣したそうです。地方出張の宿泊費などはユーザ持ちです。

２．ドラマ「メンタリスト」は、当方見たことがありません。
噂によると、昔のドラマ「刑事コロンボ」でプジョー403を使っていたので、そのオマージュとも言われているようです。
他にシトロエンＤＳは、よく知られていてカメラ映えする美しい車のうえ、珍しい車だから、主人公のエキセントリックな性格を表現するのに利用したのかも知れません。