昨年末、シトロエンがWRCからの電撃撤退を表明した際「オジェのような戦えるドライバーがいなくなった」との発言をして、オジェ自身が「他のドライバーに失礼だ」と反論する一幕がありましたが、シトロエン側の弁も

Question

一理あると思うわけです
実際問題、現状チャンピオンを狙えるドライバーがタナク、オジェ、ヌービルの3人しかいない訳で、彼らを獲得できなかったチームはやはりトップ争いに加われない状況なんですから
(最近のMスポーツ・フォードとか特にそう)

しかしそうなると疑問なのが「人材不足なのに何故強いドライバーを見繕ってこないのか？」と思うわけです
例えば先に出したフォードなら、アメリカにフォードと繋がりのあるケン・ブロックなんかがいるわけですから、彼を正式にワークスドライバーとして雇えばそれなりに戦績は収められそうなものです
トヨタも2017年の復帰時に、なかなかレギュラードライバーが発表されなかったので、全日本ラリーで名を馳せ、しかもPWRC優勝経験もある新井敏弘や奴田原文雄の起用を期待されたものの、結局元VWのラトバラをエースに据えました

長くなりましたが、要は「トップ中のトップに立てる素地のあるラリイストは地域選手権レベルでも居るのに、なぜ各チームは彼らを育成・起用しないのか」というのが疑問な訳です

Answer 1

シトロエンについては、(セミワークスのMスポーツを除いて)WRC参戦メーカーでは、最もチーム予算が少なく「成績不振を理由にシトロエン本社がWRC活動の承認を取り消すのでは」と何度か噂されていました。
https://www.as-web.jp/rally/377395?all
結果としてシトロエンは、オジェのチーム離脱をWRC撤退のスケープゴートに利用した形です。


それでは、本題。
メーカー本社としては、WRCに参戦する目的は、勝つことで参戦車両やブランドのイメージを向上させることにあります。
WRCに通用するドライバーを発掘・育成することは、二の次です。
トヨタ然り、ヒュンダイ然り、チームが勝てる状態にあるので若手ドライバーにチャンスを与える事ができるのです。

Answer 2

ケンブロックはパフォーマー！
レースじゃ無理❗