最近、次期トヨタ・クラウンがＳＵＶ化されるかされないかで、賛否両論の 意見が渦巻いていますが、クラウンについてネット検索していたら、過去の

Question

Ｓ５０系というクラウンにピックアップトラックが設定されていたという
情報を見つけました。
S50系クラウンの頃にはトヨタはスタウトというハイラックスの先祖みたいな
小型トラックを出していたとみたいですが、何故上級サルーンのクラウンにも
トラックが設定されていたのでしょうか？
トヨタはシボレー・エルカミーノを模倣してSUV的な使い方を既に模索
していたのでしょうか？

Answer 1

S50系以前は、ライトバンとピックアップトラックはクラウンの姉妹車種であるマスターラインとして別車種に分離されていて、S50系からはクラウンに集約された格好です。つまり、初代クラウンの時代から近縁モデルとしてピックアップトラックが設定されていました。

1960年代頃までは、一家で1台の車を商売からプライベートまで使い回すことが多く、乗用車的なピックアップトラックにはそれなりの需要がありました。

当時の自動車はフレーム構造のものがまだ多く、乗用車と共有のシャシーでピックアップトラックを作りやすかったこともあって、各メーカーともに乗用車のバリエーションや姉妹モデルとしてピックアップトラックを設定することが多かったんです。

トヨタはコロナやパブリカにもピックアップトラックを設定していたし、日産のダットサントラックは元々ブルーバードとシャシー設計を共有していたし、サニーにもピックアップトラックが設定されていたし、日産ジュニアはセドリックと設計を共有している部分があったし、他社もマツダのファミリアやダイハツ・コンパーノなど、乗用モデルのバリエーションや姉妹モデルとしてピックアップトラックを設定している車は多かったです。

質問者からのお礼コメント

質問して直ぐに詳しい回答を頂いてありがとうございます。