アストンマーチン、ベントレーで2000万円以上の車種がありますが、1000万円クラスのメルセデス、BMW、アウディと技術、機能、材質は差額以上のものがあるのでしょうか？ブランド料ですか？

Answer 1

差額についてはブランド料と製造コスト(材質を含む)の2点でしょう。技術や機能は大差ないと言っていいと思います。

まず押さえておいて欲しいのは、いずれの会社も現在はイギリスの資本ではないということです。アストンマーチンはフォードの手を離れ投資会社の手に渡り、ベントレーは独フォルクスワーゲンの傘下に入りました。従って一昔前とはブランドの価値が変わって来ており、その点ではブランド料を貪っていると言っても良いかもしれません。

また、技術的なものもメルセデスやBMW、アウディよりも秀でているとは言い難いでしょう。アストンマーチンのV12エンジンは確かに魅力的なものなのでしょうが、資本力を持ちモータースポーツからのフィードバックもあるメルセデスやBMW、アウディのエンジンの最上級エンジンがこれに比べて劣るかいうと、そんなことは無いでしょう。ベントレーに至ってはVWの元で開発が行われており、新世代のモデルでは技術的にはアウディとの近似点が多い上に、コンチネンタルGTはVWフェートンとプラットフォームを共通化させていたりします。比較はナンセンスでしょう。

一方で、これらのブランドのクルマの製造に非常に時間がかけられており、こだわった造形のパネルや贅を尽くした内装が与えられている点は、メルセデス等の量産ブランドを大きく上回る点です。以下URLはwebCGに掲載されたDB9のインプレですが、是非写真を拡大してみてください。

http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000018148.html?word=DB9

アルミボディをこのような形状に加工するには大変な手間ひまがかかります。ウッドパネルも最上級のものですし、シートの革も、量産メーカーの本革シートとは全くの別物と捉えて良いでしょう。

http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000018702.html?word=%A5%D9%A5%F3%A5%C8%A5%EC%A1%BC

こちらはベントレー。内装を見るだけでメルセデス等との格の違いが分かるのではないでしょうか。Sクラスや7シリーズ、A8も上質な内装を提供してくれますが、あれらは所詮量産車です。


前述の様に、いずれのブランドも親会社の元で開発が行われているのが現状です。特にベントレーは今後もVW主導の開発が進んでいくでしょうし、ライバルのロールス・ロイスはBMWのアッパーブランドとして存在感を高めています。ダイムラーはメルセデス・ベンツの上にマイバッハというブランドを用意しました。以前の様な伝統に彩られたブランド価値はもはや消え、グループの上級モデルとしてのブランドとしてしか存在意義と変わりつつあります。しかし本当の"高級"、"上質"を味わいたい人には、今後もこれらのブランドは最良の選択肢となるでしょう。

Answer 2

たしかに、アストン、ベントレーはメルセデス、BMW、アウディより格上のブランドと一般には認識されていますが、ブランド料だけで車両価格が倍になるわけではありません。
アストンは特に走行性能において、ベントレーは走行性能のほか特に材質（内装）において、1000万円級のドイツ車とはやはり明白な差があります。

たとえば、1200万円のメルセデスSL350と2062万円のアストンDB9、2270万円のベントレーコンチネンタルGTを比較してみてください。
そもそも生産工程からいって違うのですが、諸元表と内外装の写真を見るだけでも、明らかにアストン、ベントレーのほうがお金がかかっていることが分かると思います。
この差を差額以上のものとみるかどうかはその人の価値観にもよりましょう。

このご時世、メルセデスやBMWが伸び悩む中、アストンもベントレーも世界的に売り上げを伸ばしているようです。
純粋な機能的優位性に加えてブランド代を加味した価値が、価格を上回っていると感じる人が多いからではないでしょうか。

Answer 3

こんばんは。
そうです！！ブランド代です！！だって、シャネル、ビトンのバック高くないですか？？アノ素材で！！それと一緒です。

例えば、ロールスのブレーキパット！！国産なら数千ですが、ロールスは福澤さん数人ですよ！！ダイヤが埋め込まれている訳ではありません！イタリアの同じ部品でも跳ね馬マークが付いていると数倍です！！

あなたが2０００万円ぽ～～んと出して買える身分なら、２台レクサス買います？？
１０００万円の車なら、ステータス、ミエ代が半分ってとこですかねぇ～～～