英国車について。 ジャガー、アストンマーチン、ベントレー、ロールスロイスと英国の高級車は富豪に大人気です。 ただ英国のメーカーはほぼ外資に乗っ取られています。

Question

ジャガーとランドローバーはインドのタタの傘下です。
かつて大英帝国の植民地だったインドに乗っ取られたということで英国人はかなりプライドを傷づけられたと聞きます。
ベントレーとロールスロイスは半分ドイツ車みたいなものだと言われたり。
これほど人気があるのに倒産しては経営権をたらい回しにされるのはなぜなのでしょう？
大衆車が作れないとこう言うメーカーは生き残れないのでしょうか？
英国メーカーはTOYOTAやVWのような大衆車は作れないのですか？
50年代頃までは米英は世界トップの自動車大国と呼ばれたそうですが・・・。

ベンツはSやCLなどで超高級車を富豪に売り、CやEで小金持に売り、AとBで小銭稼ぎしてます。
BMWもアウディも追従してます。
ベンツでさえ小銭稼ぎでAを出さざるを得ないほど高級ブランドは厳しいのですか？
なぜ英国のメーカーも見習わないのでしょうか？

Answer 1

英国メーカーは日本のメーカーのように利益を目的に車を作っているのではなく
よりよい上質な車、そのブランド独自の個性を持ち合わせた伝統を大切にしているメーカーです
なのでブランドイメージを下げるような車は作りません

昔から利益よりも、高級さなどを追求したため経営状態が良くなかったのです

TOYOTAの車は安全性や信頼性はあるかもしれませんが欧州車に比べて内装の上質感や乗り心地、走る楽しさがあるでしょうか

ベンツは日本などでは高級車のイメージが強いですが
一応大衆車メーカーです
トラックやバスだって多く作っています

Aは決して小遣い稼ぎではないです
小遣い稼ぎならわざわざAMGモデルを投入したりしませんし

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。
英国人にはプライドだけでは飯は食えぬというような考えは無いのでしょうかね？
職人魂の固まりなんですね。
確かに独車や日本車とは全然違う趣があります。

Answer 2

イギリスは伝統を重んじる国。議会にはソードラインがあり、裁判ではカツラを被る国です。高級車ブランドとしての伝統を捨てるわけにはいかないのです。

独メーカーのエントリーモデルはメーカーの平均燃費のためだと思います。

Answer 3

ベンツのAクラスは小銭稼ぎではないと思う
欧米で自動車メーカー別に、強い平均燃費規制が作られたから
ベンツも小型車に力を入れざるを得なくなったのが実情じゃないかな
むしろ本当は作りたくなかったかも知れない

英国メーカーは幸か不幸か
他国の自動車メーカーの、いちブランドに成り下がったため
自分たちで平均燃費規制に対策する必要が無いんだと思う

英国メーカーの平均燃費規制の対応は
親会社のBMWやVW達が考えてくれるから

あと燃費の良いエンジンを作るのは
ハイパフォーマンスエンジンを作るのと同じくらい開発費がかかるから
体力の衰えた弱小メーカーには
おいそれと参戦できないんじゃないかな

Answer 4

プライドでしょうね。

大抵の場合、手間暇かけたものというのは採算がとれません。
それでも妥協せずに作り続けるとこうなるという見本です。

見本というのは、身売り問題もそうですが、高級車を作る
というアイデンティティーは確実に残ります、ということ。

だから高級なのです。
採算が合って儲かるような車は高級車とは考えたくないです。
高級車のように見える高額車がほとんです。

Answer 5

自動車に限りませんが、メーカーは投資した金額、かかった経費をモノを売ることで回収します。よって、思ったほど売れなければ大きな損失を被ります。なので、できるだけ投資したお金を早く回収するために、シャーシやエンジンを共有した車をいろいろ造ったり、安い車も造るのです。
販売台数の少ない高級車やスーパーカーメーカーはそのリスクがさらに高まります。フェラーリもフィアットの傘下ですし、ランボもアウディです。有名なブランドで独立している会社なんてほとんどありませんし、傾いたことがない会社も稀です。
イギリスは大分前から製造業はジリ貧な国です。大衆車メーカーも倒産しています。なので、大衆車メーカーすら生き残れない国です。見習う以前の問題です。

Answer 6

それでも会社が買い取ってもらえるってことは、今のままでも成り立つビジネスモデルが有ると思われていると言う事です。

Answer 7

よくいえばクラフトマンシップなのでしょう。
英国高級車は、本当に細部にわたり、
職人の「こだわり」を感じさせてくれます。

ただ、同時にそうした「高級車」が一般受けしないのも事実。

ランボルギーニ、フェラーリに関しては、
そういう意味では営業活動で成功したということでしょうね。