富士重工業は26日、「スバルBRZ」の2017年モデルを北米で発表した。2017年モデルでは、パワートレインやシャシーに手が加えられ、内外装デザインも変更されるなど、大掛かりな改良が加えられる。
シャシーについては、スプリングとダンパーが変更されるとともに、リアスタビライザーも新しくなる。またストラットタワーバーとトランスミッションのクロスメンバープレート、およびリアホイールハウジングがさらに強化され、操舵時の応答性や安定性および快適性の向上が図られる。
シャシー性能の向上に伴い、スタビリティコントロールの設定も見直され、介入するタイミングが引き上げられているという。これに伴いドライブモードの「スポーツ」モードは、新たに「トラック」モードへと名前が変更される。
エンジンは、バルブやカムシャフト、シリンダーヘッドなど内部パーツのフリクション低減が図られたほか、新設計のアルミニウム製インテークマニフォールドの採用によりエアフローが改善され、スペックは最高出力205hp、最大トルク156lb-ft(212Nm/6MT仕様の場合)へとアップする。さらにMT車のファイナルギア比が4.1から4.3へとローギアードされ、加速重視の設定へと変更される。
さらにブレーキペダルから足を離しても一定時間、そのポジションを維持するヒルクライムアシストが全車に標準装備され、坂道発進時がラクに行えるようになった。
デザインについては、フロントバンパー、ヘッドライト、リアスポイラー、リアガーニッシュの意匠が変更された。ヘッドライトとリアコンビネーションランプはフルLED化されている。
内装については、上級グレードの「リミテッド」には、横Gやアクセル開度、ブレーキ力、ステアリングアングルなどを表示する4.2インチのカラーディスプレーがタコメーター横に装備される。
このほかブレンボ製ブレーキキャリパーやザックス製パフォーマンスダンパー、17インチのブラックアルミホイールをパッケージにした"パフォーマンスパッケージ"が、「リミテッド」のMT仕様に新たにオプションとして用意される。
グレードアップしたBRZは、北米では9月の発売が予定される。"パフォーマンスパッケージ"については12月に販売開始予定となっている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?