2015年10月30日~11月1日、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)の第7戦、上海6時間レースが中国・上海サーキットで開催された。WECもいよいよ終盤を迎えているがポルシェが優勢を保ち、いつチャンピオンの座を確定するかが焦点となっている。とはいえ、アウディも一矢を報いるべくマシンの熟成を図っている。
予選では、ポルシェ17号車が異次元ともいえる1分42秒714をマークしてポールポジションを決め、ポルシェ18号車が0.7秒遅れで2番手に。そしてアウディ8号車は1.5秒遅れで3番手、7号車が4番手に。そしてトヨタは2014年のポールポジション・タイムを2.524秒も短縮したにもかかわらず、5番手、6番手となった。ポルシェ、アウディともいかにラップタイムが速くなっているかが明確に分かる。今やポルシェ919ハイブリッドは予選では無敵だが、その一方で決勝レースではアウディは無視できない存在という展開。
決勝レースは雨になった。セーフティカーの先導での決勝レースのスタート後、4周した後でグリーンフラッグとなり、ポールポジションのポルシェ17号車がトップをキープ。33周した後ピットに戻り、給油とレインタイヤの交換を行なった。57周目にアウディ8号車がトップに立ち、アウディ7号車もポルシェ17号車を抜き去った。61周目はポルシェ18号車が2番手に浮上。最終的には17号車を抜いてトップでゴールを果たした。
ポルシェ18号車はレース序盤にアウディと接触してコースアウトし、最後尾まで落ちたが5周後には25台を抜いてLMP1クラスのポジションに復帰。そして72周目にはトップに立つ。しかしその後はブレーキのオーバーヒートや、スピンによりポジションを落としたが最後に挽回し、2位でゴールを迎えた。
こうして、ポルシェは今シーズン4度目の1-2フィニッシュを飾り、2015年のマニファクチャラーズ・チャンピオンの王座を獲得した。ポルシェにとって耐久レースにおける13度目の、1986年以来の世界選手権タイトルとなった。
アウディは7号車、8号車がレース開始後3時間まではトップに立つなど、レースをリードし、雨の中での速さを見せ付けた。レースが最終局面にコースが乾き始めた時、アウディは、いち早く2台のマシンにスリックタイヤを装着し、2位獲得も可能なポジションを確保したが、フルコースがイエローとなり、そのチャンスを失ってしまった。
しかしアウディ7号車は3位に入り、ドライバーチャンピオンの決着は最終戦まで持ち越されることになった。またアウディ7号車のロッテラーは、ファーステストタイムを記録し、第6戦の富士に続きアウディは決勝レースでの速さを実証している。
トヨタは1号車がレース開始後1時間半ほどでタイヤがパンク。さらに2時間ほど経過し、雨が強まった頃に1号車、2号車はともにスピンし、コースに戻るのに時間をとられるなどし、2号車が5位、1号車が6位を確保するのが精一杯となってしまった。
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