ホンダが1981年に開発した世界初のカーナビ「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」が、世界最大の学会IEEE(アイトリプルイー)によって「歴史的業績」と認定された。
IEEEは、開発から25年以上経過し、社会や産業の発展に大きな貢献をした業績を讃える「IEEEマイルストーン」という制度を実施している。1983年に制定されたこの制度は、コンピューターやバイオ、通信、電力、航空、電子などさまざまな分野が対象となるが、ホンダのカーナビは世界で174件目にこの認定を受けた。世界的に見ても数少ない、大きな功績と認められたわけだ。
ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータは、クルマの移動方向を検知するガスレートジャイロという技術により、自動車の向きを検知することに世界初で初めて成功。ガスレートジャイロとは、小型・高精度を特徴とするガス式の角速度センサーのこと。GPS普及前に、慣性航法によりクルマの向きを検知可能とした技術だ。
これに距離センサーやマイクロコンピュータ技術を組み合わせることで、移動方向と移動量から現在位置を計算。現在位置と自車の方向が地図シート上で正確に確認できるようになった。その後、地図型カーナビゲーションが普及し、世界標準となったのはご存じの通り。
3月2日、ホンダの青山本社ビルでは記念式典が行われ、IEEE会長のカレン・バートルソン氏から銘板が贈られた。
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