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【復刻版カタログ】1998年のイヤーカー/トヨタ・アルテッツァの肖像

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【復刻版カタログ】1998年のイヤーカー/トヨタ・アルテッツァの肖像

トヨタ・アルテッツァ(GF-SXE10型)

アルテッツァはFRレイアウトのスポーツセダンとして1988年10月にデビュー。絶対的な速さよりも「ドライビングの楽しさ」を追求したのがポイントだった。メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズをライバルに想定しており、海外ではレクサスISのネーミングで販売された。ボディサイズはトヨタ伝統のマークIIクラスより小柄だったが、各部の作りは上質。プレミアムモデルとしての味わいを持っていた。日本仕様アルテッツァのパワーユニットは2リッターの直4DOHC16V(210ps・MT)と直6DOHC24V(160ps)。イメージリーダーは4気筒ユニットを搭載するRS200。トランスミッションは5速ATに加え6速MTが設定され、切れ味鋭いスポーツドライビングが満喫できた。4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションのロードホールディング能力は高く、クロノグラフ・ウォッチをイメージしたメーター回りも新鮮だった。2001年7月にはスポーツワゴン形状のジータを新設定。新たに3リッター直6DOHC24V(220ps)をフラッグシップに据える。アルテッツァは2005年8月で生産を終了。レクサスの国内販売開始に伴い、2005年9月以降は日本でもレクサスISとして再出発した。写真のカタログは1998年10月版(原寸297×210mm、34ページ編集)

【復刻版カタログ】1999年のイヤーカー/トヨタ・ヴィッツの肖像

※資料提供/ブックガレージ

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みんなのコメント

6件
  • kan********
    この頃すでにFR車自体が珍しくなりつつあったから、結構期待していたクルマ好きも多かったように記憶しているが、期待を裏切る販売実績しか残せなかったのは残念。
  • 藍流頓瀬奈
    アルテッツァとプログレは、「惜しい」クルマであった。
    プログレの小さな高級車路線はレクサスISに引き継がれたがアルテッツァの方はGRブランド立ち上げまで保たなかった。軽量化とモアパワー、モアスタビリティで大事に育てていれば、GRブランドの核となれたはず。
    何よりTNGAアーキテクチャに小型FR車を想定したシャーシが無かったのが、伸び代を潰した格好になった。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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