日本市場では長らくトヨタのシェアがダントツだが、それゆえトヨタが苦手としているのが小ロットの車作りだ。大メーカーには生み出せない独創的なモデルが、日本の自動車の“幅”を広げてきた。スバルやマツダ、かつてのホンダも然り。そんな小回りの効く組織ならではのユニークな車・技術と、その車が生まれた背景を改めて振り返る。
文:鈴木直也/写真:編集部
ホンダだからできた「クリエイティブムーバーシリーズ」の大転換
初代オデッセイ(1994年)。クリエイティブムーバーの第一弾として大ヒットを記録。
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