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2006フェラーリ575Mスーパーアメリカ落札ならず ノスタルジック2デイズ×ヤフオク

掲載 更新 1
2006フェラーリ575Mスーパーアメリカ落札ならず ノスタルジック2デイズ×ヤフオク

2006フェラーリ575Mスーパーアメリカの概要

自動車イベント「ノスタルジック2デイズ」と「コレクションカーオークション」のコラボレーションによりオークションが開催された。

【画像】フェラーリ575Mスーパーアメリカ【どんなクルマ?】 全89枚

「コレクションカーオークション」は、希少価値の高いクルマに特化したオークションハウスのBHオークションと、ネットオークションの「ヤフオク!」が協力して昨年6月から開かれている。

2022年2月27日に判明したオークションの結果を紹介。

2006フェラーリ575Mスーパーアメリカ

スタート価格:3208万1819円(税込3529万円)
最終結果:落札ならず
入札数:0

2006フェラーリ575Mスーパーアメリカの詳細

この個体は正規ディーラーで販売されていた「フェラーリ・スーパーアメリカ」。

同社のFRレイアウトを採用したフラッグシップ「575Mマラネロ」をベースに革新的なオープンルーフを採用したモデルとなっている。

ボディデザインは、おなじみピニンファリーナが担当。シャープで美しいデザインと、徹底的な計算に基づいた空力技術が採用されている。

そして最大の特徴である回転しながら開閉する「レヴォクロミルーフ」は、非常に革新的であると評価され、この車のアイデンティティを確立している。

開閉はわずか10秒足らずでおこなうことが可能で、またエレクトロクロミック・テクノロジーを採用し、運転席の操作パネルからガラスの透明度を任意に調整可能となっている。

内装に関しても、ルーフスイッチ、メーターディスプレイ、ラジオ周辺にはカーボンファイバーパネルが贅沢にあしらわれている。

またレザートリムはすべて職人による手作業で仕上げられており、その精巧な仕上げは芸術の域に達しているといえる。

フェラーリといえばF1であるが、本車両にもそのF1で培った技術がフィードバックされている。

それはF1マチックとして知られるフェラーリがF1のために開発したセミオートマチックシステムだ。

本モデルにはマニュアルトランスミッションモデルの他、このF1マチックを搭載したモデルも展開された。

これにより、高速かつ的確にシフト操作が可能となっており、F1ライクにドライブを楽しむことができる。

この個体に搭載されたF1マチックも、今となっては世界的にスポーツモデルでは当たり前となったセミオートマチック技術であるが、その潮流を築き上げたフェラーリが、市販車に採用したという点は、本モデルの価値を一段と引き上げている要素だといえるだろう。

実に四半世紀ぶりにFRレイアウトを採用した550マラネロからブラッシュアップを繰り返し、575M経て最終型となった本車両。

素性の良いベースから、さらなる進化を遂げたことで、圧倒的な運動性能の獲得を実現した。

トランスミッションとデフは一体化されリアに配置する、トランスアクスル方式を従来モデルから踏襲しており、前後50対50という理想的な重量配分を実現。スチールと高張力鋼板が用いられたボディは非常に高い剛性を誇る。

またブレーキシステムにはカーボンセラミック、GTCハンドリングパッケージによるコントラーブルな乗り味が特徴で、機能性だけでなく確かな信頼性を担保しながら限界走行をおこなえる。

エンジンはフェラーリ伝統の自然吸気V型12気筒を採用。

先代からの大部分を踏襲したモデルであるが、吸排気効率をさらに高めた設計により、実に25psものパワーアップを実現している。

これにより最高出力は540ps、最大トルクは60kgに達し、最高速度は320kmに到達した。

550マラネロ発表時から、「性能に関して一切の妥協がない」とフェラーリが息巻いていたとおり、そのスペックは常軌を逸しており、世界最速のコンバーチブル・ベルリネッタとして、語り草となっている。

さらには、本車両は世界限定559台のみが生産され、その内20台のみが日本国内向けに販売されたとされる。

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みんなのコメント

1件
  • 超不人気のFRフェラーリでしかも最悪のF1マチック
    そりゃ誰も欲しがらないですわ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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