フェラーリのカルロス・サインツJr.はF1オーストラリアGPで見事に勝利したが、虫垂炎の手術を受けてからわずか2週間ということもあって、現地に向かえるかどうかも怪しい状態だったと明かした。
サインツJr.は虫垂炎により前戦サウジアラビアGP初日を終えた段階で欠場。オリバー・ベアマンがその代役を務めた。
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オーストラリアGPに出場するべく回復に集中していたサインツJr.だが、オーストラリアGPが開催されるメルボルンに向かうフライトまでに確保できた療養期間は1週間そこそこといったところだ。
サインツJr.はギリギリまで、オーストラリアへの旅が”実現しない”ことを恐れていたという。
「9日前、オーストラリア行きの飛行機に乗ろうとしている頃、僕はまだベッドの上にいた」
「かろうじて腹筋を使って動くことができたんだ。だから無理かもしれないと思っていた。でもフライトに乗って、オーストラリアに降り立ったとき、突然フィーリングが良くなったんだ」
「日ごとに良くなっていった。最初の1週間よりもずっと良くなっていたんだ。どのドクターにも『2週間目には、最初の1週間よりも毎日もっと良くなるから心配するな』と言われたよ」
「アレクサンダー・アルボン(昨年のイタリアGPを虫垂炎で欠場)もそう言っていたのを覚えている」
サインツJr.は回復を早めるために、酸素濃度を高める高気圧チャンバーを使用したり、いわゆるインディバマシンと呼ばれる電磁治療器を使うなど、あらゆる手を尽くした。
「盲腸を切除してすぐに、インターネットで専門家と話し始めたんだ。回復を早めるために何ができるか、とね」
「それ以来、回復を早めるために役立つことをすべてやり始めたんだ。他のアスリートに話を聞いたり、スペインや国際的なドクターに話を聞いたりした。そして、チームと一緒に計画を立てたんだ」
「アスリートの回復が早いのは、1日24時間、7日間を回復に充てることができるからだ。それこそ僕がやったことだ」
「高気圧チャンバーに1日2回、1時間入って、インディバマシンを使った。それは傷に効く電磁的なモノだ」
「ベッドにいる時間、散歩に行く時間、食事をする時間、回復のための食事の種類をプログラムしたんだ。オーストラリアに間に合わせるために、すべてを回復のために集中させたんだ」
フリー走行でのロングランも制限されていたサインツJr.にとって、レース後半は未知の領域だった。身体が”硬くなり、疲れた”とサインツJr.は語ったが、なんとかフィニッシュを迎えることができた。
「言うまでもなく、7日間も寝込むのは体力的にも筋肉的にも、アスリートにとってあまり健康的とはいえない」
「レース後半はちょっと未知数だったけれど、いったん前に出て差をつければ、あとはすべてをマネジメントできる」
「プッシュする場所とプッシュしない場所を選べば、すべてが楽になる。正直言って、最後の5周か10周は少し身体が硬くて疲れていた。でもペースを落とすほどではなかったよ」
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