現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > クルマの「外装」に木! キノコが生えちゃった例もある「異色」のクルマ3台

ここから本文です

クルマの「外装」に木! キノコが生えちゃった例もある「異色」のクルマ3台

掲載 更新 16
クルマの「外装」に木! キノコが生えちゃった例もある「異色」のクルマ3台

 この記事をまとめると

◼︎ボディに木目調のウッドパネルを装備したクルマを振り返る

究極ダイエットの激レア車!  走り命で思いっきり軽量化した強烈な国産スポーツモデル3選

◼︎木目調もいたが、本物の木を採用したクルマもあった

◼︎今では希少な存在なので一部マニアには人気のあるクルマとなっている

「鉄×木」の絶妙な融合がクルマをより引き立てた

 最近ではさすがに見かける機会も減ってしまったが、ひと昔前のステーションワゴンなどにはボディサイドにウッド風のパネルが貼られていたモデルがあり、独特な雰囲気を醸し出していた。

 そもそもこのウッドパネルは自動車の前身である馬車のフレームが木材で作られていたことが由来とされており(初期の自動車も同じく木材フレームだった)、豪華な装飾が施されていた当時の馬車や、クラシカルな雰囲気を醸し出すアイテムとして使われていた。

 では、そんな雰囲気満点のウッドパネルを装着した車種をいくつか振り返ってみよう。

 1)モーリス ミニトラベラー/オースチン ミニカントリーマン

 いまだに多くのファンを抱えるクラシックミニ。晩年のボディタイプは2ドアサルーンのみとなっていたが、デビュー当初はステーションワゴンにピックアップ、バンなどさまざまなボディタイプを取り揃えていた。

 その中でもステーションワゴンタイプのボディを持つミニトラベラー/ミニカントリーマンには、Bピラー以降のボディ外板に木枠があしらわれており(非装着の仕様も存在)、独特の雰囲気を醸し出していたのである。

 これはミニよりも古いモーリス マイナートラベラーにも備わっていた意匠であり、この木枠はリアルウッドを使用していた。そのため、メンテナンスを怠ると腐食が発生したり、キノコ(!)が生えてきたりといったトラブルも発生していたようだ。

 オシャレなウッドパネルは国産車でもブームになっていた!

 2)日産 セドリックワゴン/グロリアワゴン

 現在では消滅してしまった日産の高級セダンであるセドリック/グロリア。このモデルには伝統的にステーションワゴンも設定されていたのだが、フルモデルチェンジごとに新型になることなく、ワゴン(とバン)モデルのみ長いモデルライフを誇っていたのも特徴のひとつ。

 そんなセドリックワゴン/グロリアワゴンの最終型となるのが1983年に登場したWY30型だ。このモデルはハードトップとセダンがY31型にフルモデルチェンジを実施しても販売が継続され、結局Y34型が登場する1999年まで生産が続けられたロングセラーモデルだった。

 そんな同車には、ボディサイドに張り付けるウッドパネルのデカールがオプションとして設定されており、フロントフェンダーからリヤクォーター、そしてリヤゲートにまでほぼボディ前面に貼り込まれる大きなものだった。それだけに車両の印象を大きく変えてくれるものとなっており、未だに装着車は高い人気を誇っているのだ。

 3)ホンダ シビックカントリー

 シビックの名前が付いた初のステーションワゴンとして、そしてホンダ初の本格的なステーションワゴンとして1980年に登場したシビックカントリー。2代目シビックをベースに誕生したモデルであるが、実は先行して販売されていたシビックバンがベースとなっている。

 そんなシビックカントリーは、もともとリヤゲートに木目調パネルが標準装備となっており、ボディサイドに備わるものはオプション設定となっていた。

 ただし、シビックカントリー発売記念として、1500台限定でボディサイドの木目調パネルも標準装備としたことで、その後に購入したユーザーもオプションとなったサイドパネルを続々と購入したというエピソードがあるほど。この辺りは商売上手というほかないだろう。

こんな記事も読まれています

いよいよ帰省ラッシュ! 一人前のドライバーとは、渋滞時の「後続車」に配慮できる人間である
いよいよ帰省ラッシュ! 一人前のドライバーとは、渋滞時の「後続車」に配慮できる人間である
Merkmal
200万円級のトヨタ「コンパクトSUV」何がいい? 「ちょうど良すぎる」のが魅力!? 大人気の「カローラクロス」支持される理由は?
200万円級のトヨタ「コンパクトSUV」何がいい? 「ちょうど良すぎる」のが魅力!? 大人気の「カローラクロス」支持される理由は?
くるまのニュース
え、めっちゃカッコいいじゃん!!  薄目ライトがヤバい!!  巨大モニターの内装も羨ましいデキ【北京ショー】
え、めっちゃカッコいいじゃん!!  薄目ライトがヤバい!!  巨大モニターの内装も羨ましいデキ【北京ショー】
ベストカーWeb
日本一地味な高速道路は「播磨道」に決定! いったいどんな道なのか?【清水草一の道路ニュース】
日本一地味な高速道路は「播磨道」に決定! いったいどんな道なのか?【清水草一の道路ニュース】
ベストカーWeb
ヤマハ「XMAX」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
ヤマハ「XMAX」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
[EV版クラウン]爆誕!? 全長5mオーバーの本格高級セダンがヤバいカッコいいゾ!!【北京ショー】
[EV版クラウン]爆誕!? 全長5mオーバーの本格高級セダンがヤバいカッコいいゾ!!【北京ショー】
ベストカーWeb
運転しやすく車内も広い! 就寝スペースもバッチリ確保できる日産NV200バネットがベースのキャンパー
運転しやすく車内も広い! 就寝スペースもバッチリ確保できる日産NV200バネットがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
ええ、[初代オデッセイ]のスペアタイヤマジかよ!! もうちょい置き場所なかったのか!?
ええ、[初代オデッセイ]のスペアタイヤマジかよ!! もうちょい置き場所なかったのか!?
ベストカーWeb
バニャイア、不調断ち切る渾身のアタックで初日最速。2年ぶりに3名がレコード更新/第4戦スペインGP
バニャイア、不調断ち切る渾身のアタックで初日最速。2年ぶりに3名がレコード更新/第4戦スペインGP
AUTOSPORT web
ヤマハ、クラッチローのワイルドカード参戦計画を発表。イタリアGPを皮切りに計3戦に出走/MotoGP
ヤマハ、クラッチローのワイルドカード参戦計画を発表。イタリアGPを皮切りに計3戦に出走/MotoGP
AUTOSPORT web
新型CX-80が待ち遠しい! マツダが今年も良いSUVを揃えて来た 今季注目のSUVも交えて一挙公開
新型CX-80が待ち遠しい! マツダが今年も良いSUVを揃えて来た 今季注目のSUVも交えて一挙公開
ベストカーWeb
周冠宇、中国マクドナルドのビーフバーガー・アンバサダーに就任
周冠宇、中国マクドナルドのビーフバーガー・アンバサダーに就任
AUTOSPORT web
【輸入車BEV販売比率1位のアウディ】 急速充電ステーションを東京都千代田区にオープン
【輸入車BEV販売比率1位のアウディ】 急速充電ステーションを東京都千代田区にオープン
AUTOCAR JAPAN
フリード&シエンタの対抗馬はこれでいい! 日産にはキューブキュービックという3列ミニバンがあったじゃないか!
フリード&シエンタの対抗馬はこれでいい! 日産にはキューブキュービックという3列ミニバンがあったじゃないか!
ベストカーWeb
【MotoGP】クアルタラロ、タイヤ内圧違反でスペインGPスプリント3位失う。代わってペドロサが2017年以来の表彰台
【MotoGP】クアルタラロ、タイヤ内圧違反でスペインGPスプリント3位失う。代わってペドロサが2017年以来の表彰台
motorsport.com 日本版
ニュルの頭文字を掲げる電気自動車【ヒョンデ Nブランド】
ニュルの頭文字を掲げる電気自動車【ヒョンデ Nブランド】
グーネット
自由に闊歩するロバたちはゴールドラッシュの名残り!? オートマンは街まるごとテーマパークのような観光スポットです【ルート66旅_49】
自由に闊歩するロバたちはゴールドラッシュの名残り!? オートマンは街まるごとテーマパークのような観光スポットです【ルート66旅_49】
Auto Messe Web
ジャガー、してやったり! 完璧チームプレイで他チーム翻弄ワンツーフィニッシュ|フォーミュラE第8戦モナコ
ジャガー、してやったり! 完璧チームプレイで他チーム翻弄ワンツーフィニッシュ|フォーミュラE第8戦モナコ
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

16件
  • サニーカルフォルニアはお洒落だった
  • 「カントリーマン」にキノコが生えた、と言ったのは、かまやつひろしさん。
    でもそれは多分ジョークだと思うけど?
    そもそも生えるわけない。
    相変わらず元ネタ調べないで書くね!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

203.5215.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

89.0358.0万円

中古車を検索
セドリックワゴンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

203.5215.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

89.0358.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村