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斬新すぎる日産「コンパクトSUV」に“熱視線”! 豪雪も楽勝でクリア可能!? オシャカラーのクセ強「ジューク」とは

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斬新すぎる日産「コンパクトSUV」に“熱視線”! 豪雪も楽勝でクリア可能!? オシャカラーのクセ強「ジューク」とは

■まるでロボット!? 斬新すぎる“クローラー”付き「ジューク」とは

 毎年1月に行われる恒例のイベント「東京オートサロン」では、様々なチューニングやドレスアップを施した多数のカスタムカーが出展され来場者を楽しませてくれます。
 
 これまで注目を集めた出展モデルの中でも、日産が2019年にメーカー自らの手でカスタマイズした特別な「JUKE(ジューク)」は、コンセプトの破天荒さで群を抜く印象的なモデルでした。

【画像】めちゃカッコいい! 日産「斬新SUV」を画像で見る(30枚以上)

 世界最大のカスタムカーイベント「東京オートサロン」は、2024年も1月12日から14日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されます。

 近年では、東京モーターショー(現:ジャパンモビリティショー)に肩を並べるほどの人気あるイベントに成長。

 斬新なコンセプト・アイデアが詰まったコンセプトカーが多数発表されることも大きな特徴で、今や新型車のワールドプレミアも行われるなど、各自動車メーカーも力を入れた出展をするようになりました。

 そんな東京オートサロンのコンセプトカーには、記憶に残る非常に個性的なクルマが多いのですが、その中でも、日産が2019年に展示した「JUKE Personalization Adventure Concept(ジューク パーソナライゼーション アドベンチャー コンセプト、以下ジューク アドベンチャー コンセプト)」は、その大胆極まりない姿で驚きを集めました。

 というのも、日産が当時販売していたコンパクトSUV「ジューク」(初代)をベースに作られたジューク アドベンチャー コンセプトには、タイヤの代わりに三角形のクローラー(無限軌道。一般的には「キャタピラ」と呼ばれるが、これはキャタピラー社の登録商標のため、実際には使用できない)が装着されていたのです。

 クローラーといえば、戦車や重機のように車体サイドの広範囲を覆っているイメージがありますが、このコンセプトカーでは、拡大されて厚みも増した巨大なフェンダーから下に生えているように備えられています。

 地上高が大幅に増えていることもあって、その姿はまるでロボットのよう。

 アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツ(ロボット)の「ガンタンク」を思い出す、という声があがったほどです。

 クローラの利点は、道を選ばないこと。悪路、雪道、泥濘などを突き進んでいくことができます。場合によっては、道がなくても走ることさえ可能です。

“アドベンチャー”という車名、そして見るからに「どこでも走れてしまうクルマ」というワクワク感が全身からにじみ出ているコンセプトカーでした。

■実は真面目なプロモーションカーだった!?

 迫力ある姿カタチから、勢いで作ってしまったようなイメージがあるジューク アドベンチャー コンセプトですが、実はジュークのプロモーションをしっかり兼ねていました。

 当時販売されていたジュークの一部グレードには、路面や走行状態に応じて前後だけでなく左右後輪までトルクを配分する「インテリジェント4×4(トルクベクトル付)」が搭載されていました。

 この機能を搭載したジューク アドベンチャー コンセプトは、まさに市販版ジュークの優れた俊敏性や、ハンドリングの良さを表現していました。

 車名の“ジューク パーソナライゼーション”にも意味がありました。

 ジュークでは、グレード・ボディカラー・エクステリアパーツカラー・インテリアカラーをそれぞれ自由にセレクトして、約80通りの中からオーナーごとのオリジナルジュークを購入できる「パーソナライゼーション」というシステムが採用されていました。

 マットホワイトとマットブラックの2トーンにフローセントグリーンを適所に配したカラーリングは、市販版のパーソナライゼーションでは選ぶことができませんでしたが、イメージの訴求には成功していたように思います。

※ ※ ※

 このようにあっと驚くようなコンセプトカーが用意される東京オートサロンは、2024年開催に向けて、一部のメーカーからはすでに事前の発表が行われています。

 日産では「X-TRAIL CRAWLER CONCEPT(エクストレイル クローラー コンセプト)」に注目が集まりそうです。

 ジューク アドベンチャー コンセプトに備わっていた「クローラー」が車名につきますが、こちらは4輪ともタイヤを装着しています。

 しかしマットカラーのピンクで塗られたボディから大きくはみ出したタイヤと、それを覆うオーバーフェンダーにより、ノーマルのエクストレイルが持つ都会的な印象を払拭しつつ、悪路走破性の高さも強調しています。

 この斬新な外観とコンセプトには、次のようなストーリーがあるとのこと。

「独身だった頃にエクストレイルを買ってエクストリームスポーツに明け暮れていたとある男性は、結婚して幸せな家庭を築きつつも、あの当時をふと思い出していた。

 そんな折、新型エクストレイルを購入。かつてのワクワク感を取りもどそうとカスタマイズを行なった結果、 “魔改造“されたカスタムエクストレイルが生まれた」

 東京オートサロン2024で、ぜひその仕上がりを確認したいところです。

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みんなのコメント

2件
  • よこたま
    昔ジャッキーチェンの映画で、パジェロのキャタピラーが付いていたのが、出てたよね。
  • ********
    オシャカ・ラー
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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