全長4.7mの7人乗りSUVへ
ルノーは新型エスパスの予告画像を公開した。欧州初のミニバンとして知られるエスパスは、次期型でSUVに生まれ変わる予定だ。
【画像】欧州初のミニバン、ルノー・エスパスがSUVに!【ベースとなるオーストラルを写真で見る】 全43枚
6代目となる新型エスパスは、リアとサイドを写した予告画像から中型SUVのオーストラルとよく似たデザインであることが確認できる。
オーストラルとの違いは、リアボディが延長されている点だ。
ルノーは、エスパスの全長を4.72mと発表し、オーストラルより0.19m長いことが明らかになった。つまり、CMF-CDプラットフォームを共有する日産自動車の新型エクストレイルよりも0.04m長いことになる。
そして日産エクストレイルと同様、エスパスは5人乗りと7人乗りが用意される見込みだ。
パワートレインはまだ明らかにされていないが、以前ゴールドの車名ロゴが公開されたことから、ハイブリッドシステムの搭載が予想される。オーストラルEテックと同様に、1.2L直列3気筒ターボチャージャー付きガソリンエンジンと電気モーターを使用し、最高出力200psを発揮すると思われる。
オーストラルはこのパワートレインで、WLTP複合サイクルで燃費26.1km/l、CO2排出量105g/kmとされているが、やや大型で重いエスパスでは若干劣ることになりそうだ。
欧州初のミニバン
ルノー・エスパスは、1983年11月の初代モデルの一般公開から、今年でちょうど40周年を迎える。マトラとの提携で生まれた初代エスパスは、7人乗りのシートレイアウト(後部5席は取り外し可能)とフラットフロアを実現し、欧州初のミニバン(MPV)として知られている。
1991年には2代目が登場し、後にルノー・サフラン・ビターボに搭載されることになる最高出力270psのツインターボエンジンを積んだパフォーマンス重視の四輪駆動モデルが生み出された。
また、ウィリアムズF1マシンに搭載されていたV10エンジンを流用し、0-100km/h加速2.8秒を実現したミドエンジン/後輪駆動のエスパスF1も開発された。
3代目はマトラ工場で生産された最後のモデルだ。メガーヌをベースにした小型ミニバンのシーニックも誕生し、こちらも大ヒットを飛ばした。
4代目エスパスは、2008年に欧州市場が不況に見舞われると販売が低迷し、2015年にSUVにインスパイアされたモデルを導入しても、人気の回復にはほとんどつながらなかった。
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