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フォルクスワーゲン ニュー・ビートル──駐車場に戻ると嬉しくなる 愛嬌たっぷりな相棒グルマ

掲載 更新 2
フォルクスワーゲン ニュー・ビートル──駐車場に戻ると嬉しくなる 愛嬌たっぷりな相棒グルマ

「クルマは機械で、移動の道具だ」という意見もある。けれども、道具だと思って使っているうちに、いつの間にか心が通い合うようなクルマも存在する。今月は、つい感情移入をしてしまう、そんなキャラクターを持ったクルマにフォーカスする。サブスクやカーシェアリングのこれからの時代、こんな愛されキャラしか生き残れない!? フォルクスワーゲン ニュー・ビートルの魅力を紹介する。

Cars with Smiles Volkswagen The Beetle残すところ、ディーラーにある車両のみ ビートルは永遠に不滅です

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1938年にプロトタイプが完成したオリジナルのビートルは、2003年に生産を終えるまでに累計で約2153万台がオーナーの手に渡っている。長きにわたり世界中で愛された理由は、かわいかったからだけではないと推測する。当時のライバルに比べて、ビートルは圧倒的に軽くて堅牢で、よく走って信頼性も高かった。雨の日も風の日も、ビートルはみんなを乗せて元気に走ったから家族のように愛されたのだ。やはり設計したフェルディナント・ポルシェ博士は天才だった。

Cars with Smiles Volkswagen The BeetleCHIHIRO ISHINO1998年に登場したニュー・ビートル、2011年デビューのザ・ビートルは、メカニズムこそオリジナルとは異なるけれど、その〝愛されキャラ〟を引き継いだ。「カッコだけのなんちゃってレトロ」という声もあったけれど、ザ・ビートルの最終モデルに乗ると、そうではないことがわかる。

CHIHIRO ISHINOベースとなるのが実用車の鏡とも言うべき同社のゴルフだから当然と言えば当然だけれど、ザ・ビートルもだれが乗っても安心して、リラックスした気持ちで移動できる。中身がマジメだからこそ、デザインであそべるのだ。

マジメで、ピースフルで、周囲の人を笑顔にするという得難いキャラクターを持つザ・ビートルも生産を終え、間もなく日本での販売も終了する。こんなキャラを持つクルマと再び出会うことはあるのだろうか。

CHIHIRO ISHINOフォルクスワーゲン  ニュー・ビートルご存じの人も多いように、オリジナルのビートルの正式名称はフォルクスワーゲン・タイプ1。ニックネームの方が有名になったのは、いかにこのクルマが愛されていたのかの証拠だ。2011年に登場し、翌年から日本に導入されたザ・ビートルは第6世代のゴルフがベース。スペックは最終仕様R-Line Meisterのもの。

SPEC  全長×全幅×全高:4285×1825×1495mm ホイールベース:2535mm 車両重量:1380kg 乗車定員:4名  ¥4,055,000

Photos ウツミ Utsumi / Words サトータケシ Takeshi Sato

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みんなのコメント

2件
  • 大きくなってるけど
    MINI同様変わらないキャラクターで魅力的だね
    トヨタが流行りで作ってるファッションカーとは全然違うってわかる
  • ファション小物と捉えても、ホントにセンスのいい人は買わない。
    理由は「意識高い系と言われる自称オシャレさんの田舎者が買うのが目に見えてるから」
    同族に見られたくないわな
    MINIもチンクもカングーも同系
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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