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M社謹製『BMW X5M/X6M』に、625psまで強化された“Competition”登場。国内受注開始

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M社謹製『BMW X5M/X6M』に、625psまで強化された“Competition”登場。国内受注開始

 BMWの高性能モデルを手掛ける“M社”の手により、サーキット・モデルとしての高い走行性能とスポーツ・アクティビティ・モデルとしての機能性を両立した『BMW X5 M Competition(エックス・ファイブ・エム・コンペティション)』と、そのクーペ・バリエーションの『X6』が登場。3月12日より受注が開始されている。

 1972年に設立され、BMWのハイパフォーマンスロードカーの開発にも携わってきたM GmbHは、モータースポーツ活動で得たその豊富なノウハウを活用して数々の高性能バージョンを送り出してきた。

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 そのM社が手掛けた今回のモデルは、よりアグレッシブなスポーツ走行を想定したコンペティションモデルとなり、Mのラインアップではおなじみとなった最高峰グレードに位置付けられる。

 デザイン面では、新型『BMW X5』と新型『BMW X6』をベースに“M Competition”モデル専用のデザインを採用。Mモデルを象徴するダブル・バーを採用したキドニーグリルはブラックをまとい、空力性能を向上させるM専用デザインのミラーキャップ、さらにM専用デザインのサイドギルを装備し、刺激的なサウンドを響かせるMスポーツ・エキゾースト・システムを採用している。

 インテリアでもサーキット走行を想定し、アグレッシブな走行でもドライバーの姿勢を支えるMマルチ・ファンクション・シートや、M専用ステアリングホイールとシフトレバーの他、最新のデジタルパネルを採用した“BMWライブ・コックピット”やM専用コンテンツが表示されるヘッドアップ・ディスプレイなど、機能性を重視した装備がそろう。

 その心臓部に収まるパワーユニットは、最高出力625PS/6000 rpm、最大トルク750Nm/1800-5600rpmを実現する4.4リッターV型8気筒Mツインパワー・ターボ・ガソリンエンジンを搭載。

 2基のターボチャージャーへ排気ガスを供給するエキゾースト・マニフォールドは、クロスバンク型を採用することで最大限に排気エネルギーを活用しながら素早いレスポンスを可能とし、また燃焼室に燃料を供給する直噴システムの最高噴射圧力を350barまで高めることで、極めて微細な霧状の燃料噴射を実現し、より高効率な燃焼を可能としている。

 さらにオイル供給には高いレベルでのサーキット走行を考慮して、オイルパンのフロント側に小型のオイルチャンバーを搭載し、極度の横方向および前後方向の負荷がかかる状況下でも、必要に応じて小型チャンバーから追加でオイル供給を可能にする吸引システムを採用した。

 そのパワーを支える駆動系では、ライブロジック付き8速Mステップトロニック・トランスミッションを介してトルクをフロントとリヤに可変的に振り分けるインテリジェント4輪駆動システム“M xDrive”と、リヤホイール間のトルクを最適化し振り分ける“アクティブMディファレンシャル”を搭載し、安定した路面でのスポーツ走行から、路面状況が変化する環境下での走行まで最適なトラクションを確保。0-100km/h加速は3.8秒を達成している。

 このM xDriveは基本を後輪駆動配分とし、安定性を保つために必要なタイミングを見極めて前輪にもトルクを配分する。ドライバーは必要に応じてフロントアクスルとリヤアクスルの間の駆動力配分を設定することも可能で、初期設定の4WDモードと、ほぼ後輪駆動に近い4WD SPORTモードが用意される。

 両モデルともに高速道路上での渋滞時などに、ステアリングから手を離して走行が可能なハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能や、高性能3眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーによって、より精度と正確性が向上した最新の安全運転支援機能(ADAS)を装備。標準装備となるパーキング・アシスタントには、リバース・アシスト機能が採用され、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となっている。

 すでに受注が開始されている『BMW X5 M Competition』は右ハンドル仕様、『BMW X6 M Competition』は左右ハンドル仕様が用意され、ともに4月以降に順次納車開始を予定。価格はそれぞれ1859万、1899万円となっている。
BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

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