近年めざましい進化を遂げている福祉車両。そのなかで大きなトレンドといえるのが、車いすユーザーが「自分で運転する」タイプの車両だ。とくに欧米では、自由なモビリティの追求が社会の大きなテーマとなっており、今回のREHACAREでもさまざまな運転補助装置付車が展示されていた。その多くは日本でもおなじみの車いすを自分で収納して運転するタイプなのだが、ここでは「車いすのまま乗り込んで運転できる」ものをご紹介する。
ミニバンやワゴン、大きめのサルーンが多く展示された会場で、ひときわ異彩を放つクルマがあった。ジープブランドのコンパクトSUV「レネゲード」だった。
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