■スーパーカー「ウラカン」にクロスオーバーモデル登場!
2022年11月14日、同社のスーパースポーツカー「ウラカン」のクロスオーバーモデルとも呼ぶべき新型「ウラカン ステラート」のエクステリアデザインを世界初公開しました。
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同年7月26日にもランボルギーニは「Beyond The Concrete」と名付けられたカモフラージュが施されたウラカン ステラートの動画を公開するなどその出現を匂わせていましたが、どのようなデザインになっているのでしょうか
ウラカン ステラートのコンセプトモデルとなる「ウラカン ステラート コンセプト」は、2019年6月4日に発表。同車は最高出力640馬力を発揮する5.2リッターV型10気筒エンジンを搭載したランボルギーニ「ウラカンEVO」をベースに、ランボルギーニ「ウルス」で鍛えたオフロードでの経験を活用し、「オフロードを走る楽しみ」の新しい次元を創造するクルマです。
ウラカンEVOと比較して、最低地上高は47mm、ホイールトレッドは前後ともに30mm、デパーチャーアングルは6.5%拡大。足元にはバルーンタイヤを履いた20インチホイールが、エアインテークを内蔵したワイドボディホイールアーチの中に収められ、まさにオフローダーの雰囲気を醸し出しています。
また、ディフューザーとして機能するリアスキッドプレートを含むアンダーボディ補強に加え、ボディプロテクションを装着。エンジンやエアインテーク周りの石跳ね防止プロテクションやカーボンファイバーとエラストマー樹脂のハイブリッド素材のマッドガードなど、ボディ保護用の装備が施され、見た目にも力強いクロスオーバー車のムードが増しています。
さらにルーフにマウントされたライトバーとバンパーライトが増設されています。
今回発表された動画の中で疾走するウラカン ステラートのエクステリアデザインは、このコンセプトに対しルーフのライトバーがないものの、ルーフレールは残されており、ほぼ同じデザインといってよいでしょう。
マットブラウンのような外装色に塗られ、最低地上高は“スーパーカー”と思えないほどに高められています。
オフローダーらしい樹脂製のオーバーフェンダーやサイドスカート、前後下部のバンパー、スキッドプレートがタフ感を強調しています。
また、フロントノーズに増設されたライトとスーパーカーらしからぬルーフレール、エンジン上部に設けられたインテークが、本格的なクロスカントリー性能を有していることを示しています。
足元には、ブリヂストンのSUV用タイヤ「デューラー」のオールテレーンタイヤを装備しています。
※ ※ ※
新型「ウラカン ステラート」の正式な発表は、2022年11月30日に行うとしており、価格などの詳細情報は公開されておりませんが、ランボルギーニはこのクルマを「V10エンジン搭載、全輪駆動の初のオールテレーン・スーパースポーツカー」としており、アスファルトを離れて非舗装・ダートの路面でも最高の走りを楽しめると表現しています。
2022年11月9日には、ドイツの高級自動車メーカー「ポルシェ」も同様に「911」をベースにした新型「911 ダカール」を2022年11月16日に発表すると公表しています。
スーパースポーツカー級の性能を持つクロスオーバーモデルが新たな流れとなるかもしれません。
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