現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スズキが新型SUVを世界初公開! 新型「Sクロス」8年ぶり刷新で2021年末に販売開始へ 欧州皮切りにアジアにも輸出

ここから本文です

スズキが新型SUVを世界初公開! 新型「Sクロス」8年ぶり刷新で2021年末に販売開始へ 欧州皮切りにアジアにも輸出

掲載 34
スズキが新型SUVを世界初公開! 新型「Sクロス」8年ぶり刷新で2021年末に販売開始へ 欧州皮切りにアジアにも輸出

■2022年後半にストロングハイブリッド仕様も導入へ

 スズキは、2021年11月25日に新型SUV「Sクロス」を世界初公開しました。ハンガリー子会社のマジャールスズキ社で生産し、2021年末より欧州を皮切りに販売を開始。中南米や大洋州、アジアへも輸出する計画です。

【画像】スズキが新型SUVを世界初公開! 新型「Sクロス」はどんなSUV? 実車などを画像で見る(16枚)

 新型Sクロスは、従来「SX4 Sクロス」として展開されてきたSUVを全面刷新したモデルにあたります。現行SX4 Sクロスは2013年に世界初公開されたモデルなので、全面刷新はおよそ8年ぶりです。

 今回の全面改良にあたって、新型SクロスはSUVらしいスタイリング、快適性、様々な情報を表示するディスプレイオーディオ、スズキ独自の四輪制御システム「オールグリップ」による走行性能と安全性を兼ね備えたモデルとして登場しました。

「Bold(堂々とした)」、「Sophisticated(洗練された)」、「Versatile(万能)」という3つのコンセプトを掲げ、それぞれスタイリング、技術、使い勝手の進化を表しています。

 オンラインで開催した発表会で、スズキの鈴木俊宏社長は新型Sクロスについて次のようにコメントしています。

「新型Sクロスは、スズキのSUVへの思いを詰め込んだモデルに仕上がりました。環境対策の先頭をきる欧州向けには、すでに乗用車すべてにハイブリッドを採用していますが、2022年よりストロングハイブリッドモデルのラインアップを強化します。

 新型Sクロスも、2022年後半にはストロングハイブリッドモデルを導入します。さらに、コネクテッドサービスを導入し、お客さまにより便利で快適なクルマのご利用を提案していくことを計画しています」

 ストロングハイブリッドモデルには、駆動用モーターとオートギヤシフトを組み合わせたスズキ独自のシステムを採用。このシステムは2022年初めより欧州向け「ビターラ」に搭載し、続いて同年後半より新型Sクロスに搭載する計画だということです。

※ ※ ※

 新型Sクロスのボディサイズは全長4300mm×全幅1785mm×全高1585mm、ホイールベースは2600mm。

 外観は、フロントに大型グリルや特徴的な3灯式LEDポジションランプを採用したほか、ボンネットとともに高く配置することで、SUVらしいたくましい印象としました。

 タイヤハウスにはスクエア形状のモールディングを施したほか、ボディサイドは流れるようなショルダーラインが特徴的です。

 リアも、フロントと同様にランプとバンパー位置を高く配置するなど、堂々としたSUVの風貌を感じさせるエクステリアに仕上げたとスズキは説明します。

 内装は力強いSUVに合う立体的な造形とし、中央に9インチの大型ディスプレイオーディオを採用。スマートフォンとの連携はもちろん、車両情報やカメラ映像表示といった運転支援機能も備えます。

 荷室容量は430リッターを確保したほか、大人5人が快適に過ごせる車内を実現。開放感のある大開口サンルーフも採用されています。

 欧州での販売開始時に搭載されるパワーユニットは、全車1.4リッター直噴ターボエンジン+モーターの48Vマイルドハイブリッドです。

 エンジンは最高出力95kW・最大トルク235Nm。モーターは最高出力10kW・最大トルク235Nmを発揮します。

 燃費優先や雪道走行など、運転環境に合わせて走行モードをダイヤルで簡単に選択できる四輪制御システム・オールグリップを採用。

 また衝突被害軽減ブレーキ、標識認識機能、車線逸脱抑制機能、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールなどの運転支援機能に加え、全方位モニターや後退時車両検知警報などの駐車支援機能も搭載されています。

※ ※ ※

 スズキは、11月25日に新型Sクロスを発表すると11月22日に予告していました。

 その際に、新型Sクロスについて「50年以上にわたって培ってきたSUVのノウハウを活かし、4WD技術や走行性能を向上させたモデルです」(編集部訳)と、公式グローバルウェブサイト上で説明。

 初代「ジムニー」(1970年に初代モデル発売)から続くスズキSUVの歴史における最新モデルとして、新型Sクロスがグローバルで順次投入されます。

こんな記事も読まれています

【最新モデル試乗】国際派11代目ホンダ・アコードは最新技術を積極投入。スポーティセダンを名乗るに十分な気持ちのいい走りの持ち主である
【最新モデル試乗】国際派11代目ホンダ・アコードは最新技術を積極投入。スポーティセダンを名乗るに十分な気持ちのいい走りの持ち主である
カー・アンド・ドライバー
トヨタ 新型「4人乗りアルファード」初公開! 斬新「後ろ向きシート」×オシャレスギ“ウッド内装”採用! 画期的「新技術」をトヨタ車体が披露
トヨタ 新型「4人乗りアルファード」初公開! 斬新「後ろ向きシート」×オシャレスギ“ウッド内装”採用! 画期的「新技術」をトヨタ車体が披露
くるまのニュース
正式発表は今秋か!? ホンダの“最上位ネイキッドバイク”「CB1000ホーネット」はスタイルが斬新! “ストリートファイター”系ルックが人々を魅了する
正式発表は今秋か!? ホンダの“最上位ネイキッドバイク”「CB1000ホーネット」はスタイルが斬新! “ストリートファイター”系ルックが人々を魅了する
VAGUE
サンシェード選びがムズい人は必見!! ランクル70で体感!!! 最新4層の遮光性能が凄すぎるぞ
サンシェード選びがムズい人は必見!! ランクル70で体感!!! 最新4層の遮光性能が凄すぎるぞ
ベストカーWeb
洗車アイテムが無料で使い放題! 世界の洗車用品が集合するイベントがスーパーオートバックス大野城御笠川店で開催
洗車アイテムが無料で使い放題! 世界の洗車用品が集合するイベントがスーパーオートバックス大野城御笠川店で開催
月刊自家用車WEB
「はぁ…迷惑すぎ」やったもん勝ち? 右折入庫禁止を守らないと違反になるのか。
「はぁ…迷惑すぎ」やったもん勝ち? 右折入庫禁止を守らないと違反になるのか。
月刊自家用車WEB
日産が新型「小型セダン」発表! SRバッチ&リアスポイラー装着!? 精悍顔「ヴァーサ」に新グレード「SR」 ブラジルで発売
日産が新型「小型セダン」発表! SRバッチ&リアスポイラー装着!? 精悍顔「ヴァーサ」に新グレード「SR」 ブラジルで発売
くるまのニュース
[ウソでしょ!?]ハチロクの新車販売価格は?今では考えられない値段だった!?
[ウソでしょ!?]ハチロクの新車販売価格は?今では考えられない値段だった!?
月刊自家用車WEB
ヒロミが「前から欲しかった!」 全長5.3mも狭い道スイスイで“伊代”カンゲキ!? オレンジが眩しい「トライトン」納車を報告
ヒロミが「前から欲しかった!」 全長5.3mも狭い道スイスイで“伊代”カンゲキ!? オレンジが眩しい「トライトン」納車を報告
くるまのニュース
一生に一度は乗ってほしい!! 今新車で買える[2シータースポーツ]4選
一生に一度は乗ってほしい!! 今新車で買える[2シータースポーツ]4選
ベストカーWeb
カワサキ「Z e-1」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
カワサキ「Z e-1」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
カリーナED対抗のマツダ[ペルソナ]の悲哀! たった3年という短命に終わったペルソナは当時女性からどう思われていたのか?  
カリーナED対抗のマツダ[ペルソナ]の悲哀! たった3年という短命に終わったペルソナは当時女性からどう思われていたのか?  
ベストカーWeb
抜群の収納力とマルチなフラットスペースが便利! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
抜群の収納力とマルチなフラットスペースが便利! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
増殖する軽乗用車! 保有台数は80年代末の「13倍」、なんでこんなに人気なのか
増殖する軽乗用車! 保有台数は80年代末の「13倍」、なんでこんなに人気なのか
Merkmal
やっぱり[羽根つき]がスバルらしいぜ!! [WRX S4]に復活した[リアウイング]は実は3代続けての流用だったの!?
やっぱり[羽根つき]がスバルらしいぜ!! [WRX S4]に復活した[リアウイング]は実は3代続けての流用だったの!?
ベストカーWeb
広い! 便利! しかも雰囲気抜群! 天井まで木材が貼られたトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
広い! 便利! しかも雰囲気抜群! 天井まで木材が貼られたトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
たしか最後のマークIIの兄弟よね? 不思議顔のヴェロッサって中途半端じゃない??
たしか最後のマークIIの兄弟よね? 不思議顔のヴェロッサって中途半端じゃない??
ベストカーWeb
信号待ちでふと気づいた! なんでクルマのフロントガラスには黒い点々が付いてるん?
信号待ちでふと気づいた! なんでクルマのフロントガラスには黒い点々が付いてるん?
ベストカーWeb

みんなのコメント

34件
  • いい感じだと思います、車幅1785mmが好感持てます。エスクードとの差別化がどうなるのかとか気になりますが、うまく宣伝して日本でも適度に売れてほしいですね。
  • 先月、sx4 s-crossを購入しました。毎日乗りながら「質実剛健」「造形のこだわり」を感じています。ひと月に2〜3台位しか街で見かけないのも、この車への愛おしさになっています。進化した新型s-crossは、いろんな意味で安定感が増しているようですね。デザインは他のSUVと似たりよったりの格好良さになってしまい残念ですが、活躍を期待します。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

170.6192.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.882.1万円

中古車を検索
SX4の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

170.6192.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.882.1万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村