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スズキからOEM供給を受けるマツダの軽ハイトワゴン「フレア」が商品改良を実施

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スズキからOEM供給を受けるマツダの軽ハイトワゴン「フレア」が商品改良を実施

 マツダは2022年9月9日、軽ハイトワゴンのフレアの商品改良を行い、同日より発売した。

車種展開は以下の通り。

スズキの定番軽ハイトワゴンのワゴンRがマイナーチェンジ。新たにスポーティ志向の「ワゴンR カスタムZ」を設定

ハイブリッドXG:2WD138万6000円/4WD150万9200円

ハイブリッドXS:2WD154万円/4WD166万3200円

ハイブリッドXT:2WD170万8300円/4WD183万1500円

 スズキからOEM供給を受けて販売するマツダ・フレアは、スズキ・ワゴンRをベースとするマツダ・ブランドの軽ハイトワゴンである。今回の商品改良では、ターボエンジン搭載車の追加設定や内外装の一部変更、先進安全装備の拡充などを図ったことが特徴だ。

 まず新設定されたターボエンジン搭載車は、グレード名に「ハイブリッドXT」を冠する。パワートレインはR06A型658cc直列3気筒DOHC12Vインタークーラーターボエンジン(最高出力64ps/6000rpm、最大トルク10.0kg・m/3000rpm)にWA05A型モーター(最高出力2.3kW/1000rpm、最大トルク50Nm/100rpm)とリチウムイオン電池(容量3Ah)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。トランシミッションには7速マニュアルモード付きのCVTを採用する。駆動機構は2WD(FF)とフルタイム4WDを設定。燃費性能はWLTCモードで2WDが22.5km/リットル、4WDが20.9 km/リットルを実現した。

 内外装の変更に話を移そう。

 ハイブリッドXSおよびハイブリッドXTは、専用デザインのフロントグリルやフロントバンパー、LEDヘッドライトを採用。また、リアバンパーやリアコンビネーションランプ、15インチアルミホイールなども変更し、スポーティなイメージをいっそう高める。ボディカラーにはノクターンブルーパールとフェニックスレッドパールの新色を追加した。一方、インテリアはブラックを基調とし、ここに専用デザインのメーターやブラウンメタリック/シルバーのインパネデコレーションパネルを配して、力強さと上質さを演出している。

 ハイブリッドXGに関しては、フロントグリルやフロントバンパーを刷新してより印象的なマスクを創出。また、ベージュ内装のボディカラーにテラコッタピンクメタリックを、ブラック内装のボディカラーにフォギーブルーパールメタリックを追加した。なお、ハイブリッドXGとハイブリッドXSのパワートレインは基本的に従来と共通で、R06D型657cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(最高出力49ps/6500rpm、最大トルク5.9kg・m/5000rpm)+WA04C型モーター(最高出力1.9kW/1500rpm、最大トルク40Nm/100rpm)+リチウムイオン電池(容量3Ah)+CVTで構成するマイルドハイブリッドシステムを搭載している。

 先進安全装備については、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能を全機種で標準装備化。走行時の運転負担の軽減および安全性のさらなる向上を果たす。なお、フレアは全機種で経済産業省や国土交通省が普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」および「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当している。

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