■スバル新型「アウトバック ウィルダネス」誕生
2024年4月2日、スバルの中国法人はクロスオーバーSUV「アウトバック」(日本名レガシィ アウトバック)に新グレード「ウィルダネス」を設定し、300台限定で発売すると発表しました。
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アウトバックは1995年、当時まだSUVをラインナップしていなかったスバルがステーションワゴン「レガシィツーリングワゴン」をベースにインスタント的な発想で仕上げたクロスオーバーモデルです。
苦肉の策といった見方もありましたが、販売面では成功し、他メーカーも追随。多くのフォロワーを生みました。
日本では「レガシィ グランドワゴン」「レガシィ ランカスター」の名称変更を経て、2003年登場の3代目から海外名のアウトバックを名乗るようになりました。
現行モデルは2019年発表(日本発売は2021年、中国発売は2023年)の6代目にあたります。
中国仕様のボディサイズは全長4880mm×全幅1875mm×全高1670mm。パワートレインは最高出力169ps/最大トルク252Nmを発生する2.5リッター水平対向4気筒エンジンに無段変速機を組み合わせたもので、全車シンメトリカル4WDを採用します。
新グレード「ウィルダネス」の名称は、スバルがアメリカで2021年から展開している、アウトドアフィールドを想定した同名カスタムシリーズに由来します。
アメリカではアウトバックのほか、「フォレスター」「クロストレック」の計3車種が展開されており、専用サスペンションやオールテレーンタイヤなどで最低地上高を上げて悪路走破性を強化するとともに、黒色の専用プロテクションパーツなどで、タフでラギッドな個性を表現しています。オレンジ色の差し色と相まって見栄えもします。
今回の件で「アメリカのウィルダネスがついに中国でも展開か!?」といえば、さにあらず。中国ウィルダネスは本家ほど差別化されていません。
バンパーガード、グリル、ドアミラー、ルーフレール、ホイールの色がブラック系で統一されたほか、ボディカラーを本家の専用イメージカラー「ガイザーブルー」に近いブルー系が専用色として採用されています。価格は32万4800元(約680万円)です。
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みんなのコメント
でも、左ハンドルしかないのか。。