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使える国産ワゴンの大穴的存在! カローラフィールダーのおススメ理由を競合車と比較しつつ解説

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使える国産ワゴンの大穴的存在! カローラフィールダーのおススメ理由を競合車と比較しつつ解説

現行カローラシリーズの最長寿モデル
セダン、ワゴン、ハッチバックに加え、SUVの「カローラクロス」も登場し、拡大を続けるカローラファミリー。特に、絶滅危惧種となっているステーションワゴンが「カローラツーリング」(現行型)および「カローラフィールダー」(先代の継続販売)と、2車種もラインナップされているというのも稀なケースだ。ここでは2012年の登場から10年以上が経過し、今なお人気を保っているカローラフィールダーにスポットライトを当てたい。

>>カローラフィールダーのカタロググレードをチェックする
>>カローラフィールダーハイブリッドのカタロググレードをチェックする

新型が登場しても続投。「カローラ フィールダー」が存在する理由とは?

普段使いのしやすさはピカイチ
カローラフィールダーを積極的に選ぶポイントは、第一にはボディサイズだろう。旧「ヴィッツ」系のプラットフォームを使ったカローラフィールダーのボディサイズは、全長4400mm×全幅1695mm×全高1475mm(4WDは1500mm)。5ナンバーサイズに収まり、狭い道の走行を余儀なくされるドライバーにとってもストレスなく乗りやすい。また、最小回転半径は4.9mでヤリス(同4.8m)と大差なく、狭い路地での取り回しも楽にこなせるのだ。この点、同胞のカローラツーリングは全幅1745mm、最小回転半径はエントリーグレード以外は5.3mとなるから、普段使いのしやすさならカローラフィールダーに軍配が上がる。

ハイブリッドでも230万円を切る注目の価格
次に、価格面でのメリットも挙げたい。カローラフィールダーは純ガソリン、ハイブリッド(HV)ともに「EX」グレードのみの設定となるが、純ガソリンならCVT搭載モデルでも1,829,300円(税込)で手に入る。5速マニュアルミッションはさらに10万円以上安い1,709,400円で新車が購入可能だ。

クルマの値上げが続くなか、Cセグメントワゴンでこの価格設定は驚くほかない。参考まで、カローラツーリングのスタート価格は2,013,000円と20万円近く高価で、純ガソリン車の燃費(WLTCモード)も19.8km/L対14.6km/Lとカローラフィールダーが優勢だから、デビュー年次の古さを考慮しても、そのお値打ちぶりがわかるだろう。また、カローラフィールダーはHVについても2,292,400円と、カローラツーリングのHVに比べ約20万円安価となっている。

>>カローラフィールダーのカタロググレードをチェックする
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納期が相対的に短いことにも注目。ディーラー情報では7月上旬にカローラフィールダーを注文した場合、納車は9月以降とのことで、2~3か月程度の納期を見込んでおけばよさそう。これに対しカローラツーリングの納車は来年1月以降とされており、納期には相当差が付く。今乗っているクルマの車検が近いなど、早く新車が欲しいユーザーには、ここも大きなメリットだろう。

唯一のライバルはホンダ シャトル
では、ライバルになるような車種はあるのだろうか。実は、現状5ナンバーでステーションワゴンと呼べる国産車は、他に「ホンダ シャトル」が存在するのみ。シャトルは2015年デビューだから、カローラフィールダーより3年ほど新しく、スタート価格も純ガソリン車(CVT)で1,808,400円とやや安価になっている。

ボディサイズを見ると、シャトルは全長4440mm×全幅1695mm×全高1545mm(4WDは1570mm)と、カローラフィールダーに比べハイトがある。そのため、室内寸法もカローラフィールダーの長さ1945mm×幅1430mm×高さ1200mmに対し、シャトルは同1925mm×1450mm×1290mmと頭上の余裕があるが、4WDだとタワーパーキングに入らないケースも出てくるのが辛いところ。

肝心の装備は、純ガソリンのエントリーグレード同士で比べると、カローラフィールダーのスマートキー、サイド&カーテンシールドエアバッグ、熱吸収ウインドシールドガラスはシャトルに付かず、逆にシャトルのアダプティブクルーズコントロール、標識認識機能、フルオートエアコンはカローラフィールダーに付かないなど、優劣は付けがたい。よって、どちらが自分のライフスタイルに合うか、試乗も含めて細かく確認するのが賢い選択方法となりそうだ。

>>ホンダ シャトルのカタロググレードをチェックする

というわけで、隠れたお買い得モデル、カローラフィールダーを掘り下げてみた。国産ワゴンを探している方の参考になれば幸いだ。

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みんなのコメント

69件
  • 実際、使い勝手の良いサイズで、取り回しもよく、4人+荷物もしっかり載せられるし、5ナンバーステーションワゴンはもっと売れてもいい気がします。
    ただ、日本メーカーからはほとんどリリースされていないのと、オーソドックスなモデルが多いので、日本では地味な印象があるのかもしれません。
    昔、BG5レガシィツーリングワゴンGT-Bに乗ってましたが、使い勝手もよく、どこでも行ける安心感と、運転してもスポーツタイプに負けない楽しさがありました。
    他社には、ステージアとか、ランエボワゴンなんかもあって、選択しも多かったです。5ナンバーではないですが、現行のSUV等に比べればまだナロー。
    また、各社から魅力的なステーションワゴンが出るのを楽しみに待ってます!
  • カローラフィールダーハイブリッドに乗ってますが、通勤仕事プライベートに大活躍しています、全く不満はないですね。
    ホンダシャトルもカタログ落ちするみたいですから、唯一無二の存在になると思います。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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