GTワールドチャレンジやインターコンチネンタルGTチャレンジを運営するSROモータースポーツ・グループは5月31日、オンライン上でアセット・コルサ・コンペティツォーネを使ったeスポーツシリーズ『SRO・EスポーツGT』第5戦キャラミを開催した。プロシリーズでは、ルイジ・ディ・ロレンソ(アストンマーティン・バンテージAMR GT3)が優勝。3位となったルイス・デルトラス(ポルシェ911 GT3 R/GPXレーシング)がチャンピオンを獲得した。
GTワールドチャレンジ・ヨーロッパやアジア、アメリカなど、SROが運営するGT3カーレースは多くが新型コロナウイルスの影響で延期を強いられているが、アセット・コルサ・コンペティツォーネを使った『SRO・Eスポーツ・チャンピオンシップ』を使ったシリーズを開催してきたが、最終戦の舞台はラグナセカ、バサーストのマウント・パノラマ、南アフリカのキャラミ、そして日本の鈴鹿というコースから、ファン投票でキャラミが選出された。
SRO・EスポーツGT第4戦バルセロナはポルシェを駆るデルトラスが優勝。ランキング首位に
レースでは、タイトル争いをリードするデルトラスがポールポジションからスタート。しかし、後方から迫ったディ・ロレンソ、ジョーダン・ペッパー(ベントレー・コンチネンタルGT3/K-PAXレーシング・バイ・シリオeスポーツ)がデルトラスをかわすが、3番手を守っていく。
とはいえ、タイトルを争っていたベン・バーニコート(マクラーレン720S GT3/2シーズ・モータースポーツ)が16番手から大きく順位を上げていたこともあり、デルトラスは3位をキープすることが求められた。
トップ争いはディ・ロレンソとペッパーの争いの末、ディ・ロレンソが優勝。ペッパーが2位でフィニッシュした。デルトラスは3位を守り、シリーズチャンピオンを獲得した。
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