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ミツオカがホンダ「シビック」ベースのカッコいいクルマを作った!「M55コンセプト」が市販化予定なしの理由を検証します

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ミツオカがホンダ「シビック」ベースのカッコいいクルマを作った!「M55コンセプト」が市販化予定なしの理由を検証します

発売の予定はなし! でも車両お披露目?

2023年2月1日、光岡自動車は創業55周年を迎えた。「夢、挑戦、次代へ。」の創業55周年のキャッチフレーズに合わせ、光岡章夫社長が以前から一部で「近くお披露目する」とコメントしていた「コンセプトモデル」がついに発表された。

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デザインコンセプトは「大人のハッチバックスタイル」

「M55(エムダブルファイブ)コンセプト」と名付けられたこの1台。光岡自動車と同じ「55年の人生を歩んだ『同世代の方々』をメインターゲットに据え、感受性豊かな少年・少女時代に体験した様々な出来事や1970年代の時代感覚をベースに、当時の夢や希望に満ち溢れ、先の未来を変える大きなエネルギーの中、時代を駆け抜けた方々のマインドを形にしたもの」とリリースにある。

注意深く見ていけばわかる通り、ベースはホンダ「シビック」である。デザインコンセプトは「大人のハッチバックスタイル」であり、アメリカン・マッスルカーのイメージを持つ。創業50周年記念モデルの「ロックスター」、そしてミツオカ初のSUVモデル「バディ」に続くラインアップとしては、来るべくしてきた車両ともいえる。

光岡自動車では、その実車を2023年11月24日(金)から12月16日(土)まで「MITSUOKA麻布ショールーム/GALLERY麻布(東京都港区麻布台2-3-3)」で展示。そして2024年1月12日(金)から2024年1月28日(日)まで「MITSUOKA富山ショールーム(富山県富山市婦中町下轡田270-1)」で展示する予定だ。

しかし、これはあくまでもコンセプトモデルであって、現時点で「商品化予定はございません。 また、カタログ・パンフレット等もございません」とあえてこの発表リリースにも記載する。

あえてけん制しているが、そうなると、これは反響を見るための一台なのか? それとも商品化のめどが立っていないのか? このモデルは何なのか? 

このデザインを見る限り、現実離れしたコンセプトカーというほどのものでもなく車両の出来としては問題ないだろう。そして、ロックスターでもバディでも様子見というような動きはなく、いきなり「どうだ?」という具合にお披露目して、大きな反響を得ていることを考えれば、反響確認の一台ということはないと考えられる(もしかしたらこの創業55周年に合わせて、まずカタチだけ、ということも考えられもするが……)。

他の要因として考えられるのが、仕入れの問題。これまでミツオカといえば、日産、近年ではトヨタとマツダの車両がベース車となる車両が大半。過去の実績から見ても、アコードベースの「ヌエラ」を2004年からしばらく販売していたが、その歴史の中でホンダベースのモデルはこれくらいのものだ。そのベース車両の供給体制の調整に難航している可能性はある。

いずれにせよ、「現時点では」という表記が外れていないだけに、今後の動向に注目したいところだ。

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