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Eクラスが大幅に進化! メルセデス・ベンツの最新中核セダンが日本導入をスタート

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Eクラスが大幅に進化! メルセデス・ベンツの最新中核セダンが日本導入をスタート

Mercedes-Benz E-Class

メルセデス・ベンツ Eクラス

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未来型Eクラスが2016年以来の大幅刷新を敢行

メルセデス・ベンツ日本は2020年9月10日、マイナーチェンジしたEクラスを国内発表した。同日より予約注文の受付をスタートする。まずはセダンとステーションワゴン、オールテレインモデルから導入し、車両価格は769万円~1912万円。納車は2020年9月より順次行なうという。

オンライン発表会の基点となったのは、なんと愛知県豊橋市の新車整備センター(Vehicle Preparation Center=VPC)。メルセデス・ベンツの新車は、日本のカスタマーの厳しい品質要求に応えるべく、入念な点検と整備を行ったうえでデリバリーされる。日本のメルセデスのクオリティはひときわ高い。その信頼と定評を長年培ってきた拠点がVPCである。

先進運転支援機能一式は全車に標準装備

主な改良のポイントは、「次世代運転支援システムの採用」「キャビンの快適性向上」「パワートレインの電動化」。

運転支援システムについては、最新の機能を全車に標準装備する。完全停止・自動再発進対応のACC、自動車線変更、渋滞時緊急ブレーキ、緊急停止アシスト、緊急回避補助、標識認識機能、車線逸脱防止アシスト、踏み間違い防止アシストなどを総動員。

さらに、「アクティブブレーキアシスト」は歩行者の飛び出し、右折時の対向車検知機能を備えている。衝突の危険を察知した場合、車速10km/h以内であれば自動ブレーキが作動する。

「ドア開き事故」を防止する機能も

また、ドライバーの死角になりやすいエリアの障害物を検知する「アクティブ・ブラインド・スポット・アシスト」は、「降車時警告付き」へ進化した。

車両停止時にも接近する自転車やオートバイなどを検知してドライバーへ警告することで、いわゆる「ドア開き事故」を防止。7km/h以上で移動している物体を検知し、危険が迫っているのにドアを開けようとすると、音とともにドアのアンビエントライトが赤く点滅して警告する。

拡張現実を駆使したナビを日本で初導入

ダッシュボードの中央には、全車に12.3インチのワイドスクリーンを2画面設置。「ハイ、メルセデス」でお馴染みの自然対話式AIアシスタントも標準搭載する。また、今回新たにジェスチャーコントロールも採用。手をかざすだけでライトを点灯したり、Vサインでメニューページを表示することなどが可能になった。

さらに、AR(拡張現実)対応ナビゲーションを日本の市販乗用車として初採用。車両の前方へ広がる現実の景色を画面に投影し、その上に進行方向の矢印を表示する。

ステアリングホイールも最新世代へ

現行Eクラスの導入時、話題になったのがステアリングホイールだ。世界で初めて「タッチコントロール」ボタンを採用。スマートフォン同様に静電容量式のタッチセンサーを搭載し、指をスワイプさせるだけであらゆるエンタテインメント機能を操作できるようになった。

今回の改良新型Eクラスも、ステアリングホイールが大幅に進化している。リムには、検知エリアを2ゾーンに分けたセンサーを配置。従来までのダイヤルやプッシュなどの機械式スイッチは姿を消した。また、リム全体にセンサーを仕込むことでドライバーがステアリングを握っているかどうか、どの場所でも感知するようになっている。

直4からPHV、V8まで幅広くラインナップ

パワートレインはM264型+BSGの1.5リッター直列4気筒ターボガソリンエンジンの「E 200」、M264型2.0リッター直列4気筒ターボガソリンエンジンの「E 300」、M256型+ISGの3.0リッター直列6気筒ターボガソリンエンジンの「E 450」、OM654型2.0リッター直列4気筒ターボディーゼルエンジンの「E 220 d」、そこに122ps/440Nmのモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド「E 350 de」、M274型2.0リッター直列4気筒ターボと122ps/440Nmのモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド「E 350 e」をラインナップ。

さらに、高性能AMG仕様としてM256型3.0リッター直列6気筒ターボガソリンエンジンを搭載した「E 53」、トップパフォーマンスモデルであるM177型4.0リッターV8ターボガソリンエンジンを積む「E 63 S」も用意した。

メルセデスの“知”を凝縮するEクラス

W124から数えて5代目となる現行Eクラス(W213)は“未来型”のキャッチコピーとともに2016年に登場。自動車線変更機能や高速道路でのきめ細かな軌道アシストを搭載した、セミ自動運転とも言うべき高度のドライバー支援装置(ADAS)を導入し、多いに話題を呼んだ。

今回も渋滞時のハンズオフ機能やAR対応のインフォテインメントシステム、アメニティ面の細やかなアップデートなど、最新の自動車のカタチを提案してみせた。同社の“知”を総動員し、いまもEクラスは「メルセデスの中核」であり続けている。

【車両本体価格(税込)】

メルセデス・ベンツ Eクラス セダン

E 200 スポーツ:769万円

E 200 4マティック スポーツ:794万円

E 220 d スポーツ:793万円

E 300 スポーツ:910万円

E 350 e スポーツ:895万円

E 350 de スポーツ:918万円

E 450 4マティック エクスクルーシブ(ISG):1144万円

メルセデスAMG E 53 4マティックプラス(ISG):1259万円

メルセデスAMG E 63 S 4マティックプラス:1867万円

メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン

E 200 スポーツ:810万円

E 200 4マティック スポーツ:837万円

E 220 d スポーツ:831万円

E 300 スポーツ:953万円

E 450 4マティック エクスクルーシブ(ISG):1203万円

メルセデスAMG E 53 4マティックプラス(ISG):1288万円

メルセデスAMG E 63 S 4マティックプラス:1912万円

メルセデス・ベンツ Eクラス オールテレイン

E 220 d 4マティック:938万円

【問い合わせ先】

メルセデス・コール

TEL 0120-190-610

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みんなのコメント

4件
  • E350deは、ドイツ本国と同様に、セダンだけでなく、ステーションワゴンにも設定してほしい。

    そして、オールテレインにも350deを設定してほしい。
  • 豊橋の新車整備センター=板金塗装工場。 ただでさえブツまみれ、酷いゆず肌塗装の上に下手くそな水性再塗装まみれの新車と称する車をボッタクリ価格(三年で半値以下となるが)で販売するのがメルセデスベンツである。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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