トヨタ ランドクルーザー70 「男だったら乗ってみな~トヨタ・ランドクルーザー70~」のユーザーレビュー

並盛りジョニー 並盛りジョニーさん

トヨタ ランドクルーザー70

グレード:バン_4WD(MT_4.0) 2014年式

乗車形式:仕事用

評価

5

走行性能
-
乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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男だったら乗ってみな~トヨタ・ランドクルーザー70~

2015.12.12

総評
「男だったら乗ってみな」というフレーズに反応するのは間違いなく40以上かとw
本来、R33スカイラインのキャッチコピーでしたが、この車乗って真っ先に浮かんだフレーズがこれだったりする。

世間一般では、ごく一般的なロードカーに、オフロード車のテイストを加えた「SUV」という車が流行っておりますが普通車をオフロード風味にしたSUVとは違い、ラダーフレームにホーシングリジッドのサス、車が立ち往生することは、そのまま命の危険と直結する環境で乗られることを想定された、極限状態でのサバイバリティをも優先された、ガチのオフロード四駆。
そんなガチのオフロード四駆が少数派となり、SUVが台頭してきた理由はなぜなのか。
悲しいかな、ランクル70乗ってみると、その理由が結構よくわかる。
並の車にできないことが可能な代わり、並の車ではありえない点も多くなる。

オフロード走行も見据え、大きめの岩などの障害物をヒットさせても、簡単にトラブルが起きないようにエアボリュームやハイト高めのタイヤは、街の舗装路ではしっかりグリップせず、こまめな修正を要求される。
ラダーフレームにキャビンをかぶせるボディ構造は、メンテナンス性や頑丈さは備わっていても、居住スペースを広く取るのは難しい
極限のオフロードで耐久性を追求すると、今あるものの中ではもっとも信頼されるのは、古典的な3ペダルのマニュアル・ギアボックス。
並の車では踏み込んでいけない場所で絶大な信頼を得られる変わり、操縦性や快適性など、引き換えとなる要素は多くなる。
SUVが世界的な市民権を得て、ポルシェやベントレーなどの高級車メーカーさえもSUVを作る一方で、クロカン四駆が少数派となってしまった理由はまさにこれである。

並の車よりも気を遣う場面はあるけれど、何から何まで我慢を強いられた「古(いにしえ)のオフロード四駆」と比べれば、はるかに乗りやすくなってます。
感覚掴むまでは若干の慣れを要求しますが、コツさえつかめれば、それほど苦しむ場面もない・・・と思います。
MTを運転できる免許と腕は必要ですが・・・。

清濁併せのんだうえで、「これでいい」と言える器量を持つ人にしかお勧めできない、今時珍しい男の車。
満足している点
古のオフロード四駆そのもののいで立ちと雰囲気、空気感。
ガチのオフロード性能を満たす各種性能。
普通に街乗りする使い方なら、きちんとメンテさえしていれば、相当長持ちするはず。
あらゆる障害物を乗り越える高い地上高。
反面、乗り降りや荷物の積み下ろしには少々難儀するかもしれないが、こんな車買う人ならそんなこと先刻承知でしょう。
オフロード車だけあって、案外舵角などは大きくて、想像以上に小回りはきく。
70そのものの復刻版なので、トヨタが倒産でもしない限りはパーツにも困らない。
不満な点
これ選ぶ時点で、並の車より劣る点を考慮する方はいないでしょう。
が、あえて挙げるとすれば、4リッターV6、5MTしかない駆動系。
MTはともかく「どうしてディーゼルエンジンを用意しなかった!」という声は絶対あるはず。(事実、知人のオフ愛好家は言っていた)
ガチオフ車ならではの、タイヤや各種消耗品価格の高さ。(もっとも、そんなことで文句言う人は最初からこんなの買わんでしょうけど)
ラダーフレーム構造ゆえの、天地方向のゆとりの少なさや、バリアフリーくそくらえの乗り降りのしづらさ。
今の車の主流であるモノコック構造と比べて、部品点数も作る手間も増えるため、並の車と生産ラインを別に備えないと作れないので、そもそも安くすることが不可能。
パートタイム4WD、3ペダルMTオンリーのグレード構成など、好きものが好む要素盛りだくさんな代わり、一見さんお断りの要素も満載。
スポーツカー並みの割り切った構成。(いやこれだってある意味ではスポーツカーですが)
ガチ性能と醸し出す空気にひかれて手を出すと、何かと人を選ぶ要素満載で、人によっては相いれないかも。
SUVというジャンルの車がこれだけ広まった理由が、こういう車に乗ると却ってわかる気もする。
しかしこういう車は、不満点もひっくるめて楽しむくらいの気構えがないと乗っていられないでしょう。
嫌なら乗るな・・・の男の車。
ガチのオフ性能と、不便な点は等価交換。(個人的には言うほど不便は感じませんでしたが)

しかし、最大の欠点は「盗まれる」ということ。
世界のあらゆる場所で絶大な信頼性をえられた代わりに、手段を択ばず手に入れたい・・・という不届きものにまで目をつけられてしまった。
セキュリティ相当強化しても、持っていくときは簡単に持っていかれてしまうらしく、保険料がとんでもないことになっているとか。
デザイン

-

走行性能

-

オフロード走行を最優先に考えられたオフロード性能と、立ち往生=命の危機に直結する場所におけるサバイバリティをも考慮された、強さ最優先の性能。

こう書くと、ランクル70は新しくなっても、街乗りでさぞかし覚悟がいる車・・・と思われるかもしれませんが、しかしこれでも昔の70と比べれば、街乗りはだいぶ楽になった・・・というのが本音。
MTのシンクロメッシュは、2~3速までトリプルコーンになったことで、ギアチェンジははるかにしやすくなり、ステアリングに対する反応も、車そのものの作りと、タイヤ自体が進化したのか、昔ほど神経使わなくても済むようになった印象。
車高が高くて大柄な車体は、大きな死角も同時に備えていたけど、バックモニターなどの近代装備でカバーできるようになった。
4リッターV6のエンジンは、下から上まで安定して図太いトルクできっちりと車体を引っ張り、ギアの選択をミスしても、街乗りレベルならカバーしてくれる。
乗り心地

-

前:コイルスプリング、後:リーフスプリングのサスペンションは、大加重・大入力にも耐える頑丈さはあれども、ごく一般的なロードカーのサスペンションほどしなやかには動かず、お世辞にも乗り心地はいいとは言えない。
けど、総輪リーフの昔のものと比べればはるかにまし。
ガソリンV6エンジンと、年式新しくなった分だけ進化した内装材による静粛性。
3速までシンクロメッシュがトリプルコーンになったおかげで、ギアチェンジの際に神経使わなくても済み、ミスに対して寛容になった。
MTですから、ギアチェンジの際の前後揺れや回転合わせは腕でカバー。
その点も、かなりやりやすくなっています。
白鳥が泳いでいる時、水面下で足を絶えず動かしつつも、水面上の姿は優雅に保つと言うが、まさにそんなドライビングを要求されます。
なにせ「男の車」ですから、乗り心地の良さはドライバーが作るもの。
そういう車です。
積載性

-

ラダーフレーム構造で天地方向の広さが制限されるものの、5ドア5人乗りとしては「これでいいでしょ」という広さ。
ただ、後席のシートピッチはやや狭い。
燃費

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詳細は存じませんが、頑丈かつ重いボディ、大排気量のガソリンエンジン、トルク重視のギアセット、大きなタイヤにホイール、燃費いいわけがない。
燃費のいいオフ車欲しかったら、アウトランダーPHEVか、エクストレイルハイブリ、ハリアーなど選択肢はいくらでも。
価格

-

故障経験

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