スズキ スイフト 「週末用として出会えば幸せになれる快速XGリミテッド」のユーザーレビュー

USAのらきち USAのらきちさん

スズキ スイフト

グレード:XGリミテッド(CVT_1.2) 2017年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
5
燃費
5
デザイン
4
積載性
-
価格
5

週末用として出会えば幸せになれる快速XGリミテッド

2023.10.20

総評
積極的にスイフトを愛車に選ぶならスポーティーなRS、めっちゃ速いスポーツの2択。通勤にも使うからとディーラーで迷えばモーター付きのハイブリッドRSを勧められるはずですので、若い人が廉価なXGを選ぶのは奇跡に近いでしょう。

「XGリミテッド」というグレードは期間限定の特別仕様車で現行型には無いグレードですが、ゴツゴツ感のあるRSの足より乗り心地重視のXGの足はしなやかで街乗りも楽、それでいて高速でも良く動く4輪の足で踏ん張り、ハイペースで飛ばすレクサスやメルセデスらにも楽々ついていけます。それら高級車たちに近い乗り心地の良さと高速安定性を兼ね備えているXGリミテッドなら4分の1以下の値段でプチ高級車気分を満喫できますし、4輪ディスクブレーキ装備で高速からの危険回避性能も備えています。まるで高級車、とは言い切れないのが高速になるほどロードノイズが入ってくるので。
満足している点
スプラッシュ後継の週末車として出会ったXGリミテッド。2018年式を3年落ちで乗り始めて2年が経過し、その間に5代目にフルモデルチェンジすると噂されながら、なかなかニューモデルが出ないまま約1万2000㎞を新車気分で乗ることができました。
不満な点
車線逸脱警報機能のレスポンスが良すぎて道路の曲がりに対してできるだけ直線的に走ろうとする走らせ方に対して頻繁に注意を促す警報音がうるさいので、現在は機能キャンセル。

標準の15インチタイヤでは気にならなかったダッシュボード周りのビビリ音、17インチでははっきり発生。フロントウインドウ下端にウレタン製?のスキマテープを詰めたらほぼ解消しましたが。
デザイン

4

単なるホワイトかと思っていたボディーカラーはオプションのピュアホワイト。実際に近づかないとわからない、なかなかの光沢。

スプラッシュは走りの良さを感じさせない内装だったのに対し、スイフトはその気にさせるステアリング周り。メーター内に外気温計があるので、シガープラグに室内温度計+電圧計を装着。
走行性能

5

3気筒エンジンが主流になりつつある今となっては貴重な小排気量1.2L4気筒の純ガソリンエンジン。K12C改良型デュアルジェットは、たたがネット91馬力12kgmですが、ひと昔のグロス表示なら105馬力13.5kgm位、最近の背の高い軽自動車より軽い800kg台の車体で遅いはずはありません。
積極的にアクセルを踏んで速度を乗せる時はレスポンス良く音を含めて速さを感じ、これ以上の性能は要らないとさえ思えます。
ゼロ発進加速で0→100㎞/h9秒台の動画多数。

加速が欲しい場面ではアクセルをグイッと強めに踏むだけ、エンブレが必要な長い下りでSモードを使いますが、ボタン操作がOD(オーバードライブ)スイッチみたいで今イチ。スプラッシュはシフトレバー左倒しがSモード、スポーティーで使いやすかったのですが。
CVTはRS系と共通の最終減速比3.757、前進ギアも共通で4.006~0.550なのですが、RS系はパドルシフト付き7速仕様でローギア4.006~1.001、ハイギア2.200~0.550と分割、フィーリングは異なるかもしれません。
17インチ205のタイヤで使っていますので純正よりタイヤ外径が少し大きい分だけメーターの誤差は少ないはず。メーター読み100Km/h時のタコメーターは約1900回転で何と2000回転を下回っています。ちなみに80Km/hで1500回転。RS系は100Km/h2100回転という雑誌資料あり、CVTの基本ギア比は同じですが7速仕様とは差があるのでしょう。

スズキのコンパクトはハンガリー製のスプラッシュ以降、足回りが急速に進化しました。スピードが上がるとやや重みが増すステアリングでスプラッシュ同様のどっしり感があります。モンローショックが標準のスプラッシュやスイスポには敵いませんが、直進安定性と曲がりの良さを兼ね備えて、インにスパッと切れる応答性の良さも気持ち良く、これによって車線内アウト・イン・アウト走行が自在に楽しめます。
RSやスポーツと同じくリアもディスクブレーキなのがXGリミテッド。カックンブレーキだとリポートする人もいますが、それだけ効きが良く、踏力を微妙にコントロールしやすいペダルタッチで停車寸前の抜き加減でショック無しで止まることができます。
乗り心地

5

RS系よりマイルドなサスのXG系、乗り心地の良さと簡単には破たんしない踏ん張りの良さがバランスされていて、今どきの高級車のよう。

純正15インチタイヤ+ホイールのままでも十分に踏ん張るので乗り心地重視なら15インチのまま185/60タイヤにするか、RSサイズの16インチまでにしておくべき。
見た目優先の17インチ205/45は低速でゴツゴツしますが、高速ではしっくりきますので大径も履きこなせる足回りでもあります。
RSより安価なのに前席シートは同様にバケット形状で肩と脇、そして座面左右に張り出したサイドサポートでしっかりと身体を支えてくれます。サイドエアバッグも標準装備、シート側面に組み込まれているそうです。
運転席の左側にはアームレストも標準装備。ACC<アダプティブクルーズコントロール>を使用する走行シーンでは楽々のドライブになります。
積載性

-

コンパクトクラスに荷室の広さを求める人がどれくらいいるでしょうか。たまの引っ越しに使うつもりなら積める車をレンタルしたほうがいいのでは。
燃費

5

WLTCモード20.0㎞/Lというカタログ燃費は通勤に使わなければ現実に近い数字です。
8月は超猛暑で14㎞/L台の最低燃費を記録しましたが、9月は2人乗りと4人乗りの二度のロングドライブ込みで19㎞/Lを超えました。

1人乗りで低燃費チャレンジした2022年10月に往復203.8kmを4時間で走る流れの良いルートで28.7㎞/Lをマーク。暑くなった午後の復路はエアコン冷房を使用してもこの数字なので同ルートなら30.0㎞/Lも実現できそうです。
価格

5

安価で維持費も最小限。今なら安価な中古車としてXGリミテッド購入可能です。
故障経験
なし

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