マツダ MAZDA3 セダン 「美しいCセグセダン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

美しいCセグセダン

2021.9.27

年式

2019年5月〜モデル

総評

セダンがニッチになった現代において、デザイン性の高さで個性をアピール。4ドアクーペ的に考えたほうがしっくりくる。それだけにエンジンの個性が欲しいところ。

満足している点

リアの居住性を犠牲にしてまで得たデザイン。ハッチよりもコンサバだが、きれいにまとまっていると思う。

不満な点

エンジンバリエーションが豊富な割に、どれも没個性。トランスミッションの古さもそこには影響していると思う。

デザイン

2

キャラクターラインはボンネットと車体下部のトリミングにとどめ、光の陰影とシルエットでその美しさを表現した。マツダにしかできないオンリーワンのデザインだ。

走行性能

3

SKYACTIVｰG 2.0エンジンを搭載するセダンはパワーと回頭性のバランスが一番良好。注目のSKYACTIV-Xは改良後、パワー＆トルクが上乗せされてレスポンスも良くなった。

乗り心地

1

パワーユニットが重くなるほど乗り心地も悪くなる。また路面状況に乗り心地が影響されやすい。

積載性

2

幅は1.3m、奥行きは1mを超え、ゴルフバックも2個を横積みできる。もちろんトランクスルーも可能。

燃費

1

どのグレードも及第点ではあるが、大きな期待には及ばずといったところで、これをユーザーがどう捉えるかは正直難しいところ。

価格

1

デザイン重視のセダンだけにリアの居住性がよいとは言えない。これをどう捉えるかで価格に対する意見は分かれるだろう。