マツダ ファミリア 「雪の女王はＷＲＣの夢をみるか？ マツダ・ファミリア系の最高傑作といっても過言じゃないでしょう、この車。 ＩＨＩタービン+１．８Ｌユニットが搾り出すパワ」のユーザーレビュー

雪の女王はＷＲＣの夢をみるか？ マツダ・ファミリア系の最高傑作といっても過言じゃないでしょう、この車。 ＩＨＩタービン+１．８Ｌユニットが搾り出すパワ

2011.11.26

総評

雪の女王はＷＲＣの夢をみるか？
マツダ・ファミリア系の最高傑作といっても過言じゃないでしょう、この車。
ＩＨＩタービン+１．８Ｌユニットが搾り出すパワーとＦＲのような４ＷＤの駆動ギミックは素直なハンドリングと相まって「乗って面白く、踏んで速い」という直球勝負的な仕上がり具合。
まぁ今となっては特別に高いスペックとは言えませんが、トラクションの逃げ具合を頭に残しつつ限界まで攻め込んでいける、というバランスの良いスペックは◎です。
ちまたで言われている程、ドッカンではないですがＩＨＩタービンが下がネムい事も手伝って強烈なドーピング効果をもたらしてくれます。
また、当時の欧州車を意識した内装は今でこそ古臭さを感じるものの、適度にヤレた頃には案外に品の良さを感じる事が出来るのが不思議。もっとスパルタンにする事も出来たんでしょうが、どっかに遊び心を持たせたかったんでしょう・・・まぁマツダらしいといえばマツダらしいですが。
いわゆる本物のホットハッチ・・・もうこんな車は日本のメーカーからはでないでしょう。

満足している点

よくも悪くもベースはラリー車って事を頭に入れて乗ると納得の仕上がり。ブレーキでよく曲がるハナとアクセル開けて強アンダー！という典型的なラリーベース車。ＭＲ２からの乗り換えだったので最初に乗った時には「ホント、曲がんねぇな」と・・・。
当時としては軽くなかったボディも決して重い訳ではなく、ＰＷレシオ６kgの強みでぶん回しながらコーナーを流していくのは快感の一言につきました。

不満な点

まぁ電装系はダメですね。運転席周りのパワーウインドスイッチとか、すぐに接触不良・・・真剣にドアだけGT-Ae仕様にしようかとか思います。
エアコンのスイッチとかポロポロ落ちるし・・・もう少し金かけてもいいのではと。
後はマイナー車なので故障時のパーツサプライが厳しいです。意外に他のメーカーよりはパーツも出てきますが、そろそろ限界に達しつつあります。
後はセンタービスカスのトラブル、これがまた実に厄介です。
マツダＤＬの元工場長が１日に同じ箇所で３回リフトを上げ下げした事を思い出しながら、「ろくなもんじゃねぇよ、あんな車」と遠い目をしてさまざまなトラブルを話してくれました。もっとも私がまだ乗ってる事を知った時は「ＢＧなら任しとき。あんな面白い車ねぇからな」と整備にやる気満々なのには笑いましたが・・・

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験