マツダ ユーノスコスモ 「ラクシュアリークーペ 昨年6月に購入し(’91年式・約75000km・1オーナー)、約9ヶ月で7000kmほど走行しました。重大なトラブルには未だ遭遇」のユーザーレビュー

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マツダ ユーノスコスモ

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評価

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走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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ラクシュアリークーペ 昨年6月に購入し(’91年式・約75000km・1オーナー)、約9ヶ月で7000kmほど走行しました。重大なトラブルには未だ遭遇

2010.3.22

総評
ラクシュアリークーペ
昨年6月に購入し(’91年式・約75000km・1オーナー)、約9ヶ月で7000kmほど走行しました。重大なトラブルには未だ遭遇しておりません(ヘッドライトリレーが焼損して突然消えるトラブルくらい)…と言いつつ、この間事故を起こしてしまいました(右前ハブ交換、ボディは不思議にも無傷)。
マツダが急速な拡大を図っていたバブル景気の末期に登場したコスモは、正しく「当時のマツダが持てる全ての技術・感性・アイディアを注ぎ込んだ」モデルといっても過言ではないでしょう。国産初のシーケンシャル式ツインターボエンジン、曲線を多用して構成されたエクステリア&インテリア、カーナビ画面を利用したタッチパネル式のオーディオ&エアコンスイッチ(CCSモデルのみ)など、挙げれば数え切れません。特に画面タッチパネルなどは、現在ではごく一般的な装備になりましたが、その走りと言っていいでしょう。
残念ながらバブル崩壊と「失われた10年」と言われるほどの不景気よるマツダの経営危機により、’96年に絶版となってしまいました。それから10年以上の月日が経った訳ですが、何とかして再び「コスモ」の名前がマツダのフラッグシップモデルとして甦って欲しいものです(極めて難しいと思いますが)。
レビューでは色々と短所も書きますが、オーナーになる方はそういった問題を重々承知した上で所有するでしょうから、余計な事でしょうね(とは言え、個人的にはここに書いた事がクリアされればより魅力的なのですがね)。
満足している点
全て私の私見です。
1.希少性
生産台数が少なく(約9000台、3ローター・20Bはその内の4割ほど)、デビューから20年を経過しようとしているモデル故に、現存車はとても少ないです。そのためクルマ好きからは結構喜んでもらえますし、羨望の眼差しで見てもらえます。私の営業所に出入している燃料屋の営業さんは「モーターショーで見た以来」といい、少年のような輝いた目で「眺めさせてください」と言われてしまいました(もちろん快諾しました)。
2.動力性能
レース用エンジンを市販用に仕様変更した、とされる3ローターエンジン・20B‐REWは、シーケンシャル式ツインターボによる豪快な加速が魅力です。0‐100km/hは6秒ほど、スピードリミッターが作動する180km/hは3速の範疇なので、外せばもっと出るのは確実です。そのスピード域での安定性は、純正15インチ+205/65R15タイヤながら十分で、シャシーの出来がとても良い事を感じさせてくれます。
3.デザイン
かなり大柄なボディにもかかわらず2+2の室内というコンセプトは、やはりジャグアー・XJ‐Sへのオマージュでしょうか。曲線を多用し、前後のオーバーハングを多く取った柔らか味のあるエクステリアは、現在の主流とも言える、直線的で攻撃的なそれに比べて、優しさを感じさせてくれます。室内はドライバーとパッセンジャー2人ためにデザインされた、と言ってもいいほどの包まれ感を演出しています。
4.静寂性、扱いやすさ
市街地走行ではそれなりに聞こえますが(現在の車は本当に静かですね)、高速道路を80~100km/hで走行している時は、エンジン音はまず気になりません。驚きなのは140~160km/h走行時も、オーディオの音量をあまり上げなくていい事です。ロータリーエンジンの弱点として上げられる低速トルクですが、3ローターでは「必要にして十分」と言う感じです。1500rpmリミットでも十分な加速は得られると思います。
不満な点
アラビア数字は私の私見、ローマ数字は「一般的な人が見れば」と言うものです。
1.デザイン
気になるのは前後のオーバーハング比。若干前寄りに感じるのです。衝突安全の関係もあるとの事ですが、せっかく伸びやかな感じに仕上げられたのに、どこか縮こまった感じがします(特に横から見ると)。
2.装備
メインユニットは1.5DIN、CDデッキは1DINというはいいのですが、パネルにより分割される上にそれぞれが前後方向にずれて設置されているので、加工無しで2DIN(要するにフルサイズナビ)が入れられないのが困ったところです。
3.使い勝手
オーディオスイッチを隠すための蓋は、意図は分かりますが利便性を下げています。ステアリングのパームスイッチはラジオチューナーしか操作出来ないのが残念です(カセット・CDへの切替が出来ない)。
4.収納
グローブボックスに取扱説明書他は入りません。ドアポケットにA4サイズの地図帳は入りません。コンソールボックスにCDケースは数枚ほどです。トランクルームは奥行きがありません(ガソリンタンクは後部座席の後ろの為)。
Ⅰ.2+2クーペと言う存在そのもの
「2人しか座れない」というのは、このミニバン全盛時代にはまずデメリットでしょうね。ラクシュアリーカーでも4人が普通に乗れる事は大切なようで、昨今はビッグキャビンスタイルですしね。
Ⅱ.燃費・排気ガス
「クリーンカー」「エコカー」がもてはやされる昨今、’78年規制値は「極めて汚れている」、市街地で3km/ℓ台は「ガソリンの無駄遣い」と罵られても仕方ないでしょう。
Ⅲ.装備
エコドライブを支援してくれる燃費計などはもちろんありません。安全に関わる装備はABSのみ(キックバックが少ない気がする)で、オーディオ性能も、現在のラクシュアリーカーと比べると明らかに劣っています(ベーシックカークラスと同等?)。
Ⅳ.室内空間
「包まれ感がある」というのは、悪く言えば「閉塞感がある」「狭い」という事にもなります。実際一度座ってしまうと身動きがあまり取れませんし、ヘッドスペースもそれほどありません(視界は結構良いんですけどね)。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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