A/Cコンプレッサーについて教えてください。

Question

リレースイッチが焼きついて交換するためには車体から取り外すのですが
取り外すということはエアコンガスとコンプレッサーオイルの再補充が必須ということですね？

コンプレッサーを取り付け、パイプ類を元の状態に繋げてから真空ポンプで空にした後エアコンガスとコンプレッサーオイル注入ですか？

アメリカ車 ９０年式のシルバラードです。

補足

先ほど作業中にコンプレッサーからオイル漏れを発見しましたのでコンプレッサーごと交換することにしました。 そうなると補充するオイルの量はどの程度いれるかなんてわかりませんよね？ 古いオイル同量＋勘ですか？

Answer 1

【補足のご質問に】
●補充するオイル量は？
厳密には下記のようにします

(1) 古いコンプレッサの回転軸を回転させながら，できるだけオイルを抜きます。このオイルは量を計測しておきます
(2) 新しいコンプレッサも別の容器にオイルを抜きます。やはり回転軸を回転させて，できるだけコンプレッサ内の残存量を減らします
(3) 古いコンプレッサで抜けた分＋コンプレッサの軸シールからの漏れ量（せいぜい10ccです）を加えた新しいオイルを，新しいコンプレッサにいれます。この時，吐出ポート側から入れましょう。吸入ポート側から入れると，オイルによる液圧縮をおこしロックしやすくなります

～ と，厳密な場合を書きましたが，じつはあまり厳密に管理しなくても大丈夫です。オイルは正規封入量の±50%くらいでも，十分，問題なく作動するように設計されています。これはサービスマンの技量レベルにいろいろあることを想定しているからです。

●オイル封入時に注意することとは？
(1) 新しく封入したコンプレッサの回転軸を稼働してみましょう。うまく稼働しますか？ → ロックしていたら，オイルを抜いて，再度，オイルをいれます
(2) コンプレッサを装着し，真空引き後，正規冷媒量を封入します。この時，温度異常（高温になる）や異音（ゴリゴリ音）はないことをチェックしておきましょう。

では，頑張ってください。特にエンジン稼働中にエンジンルーム内を触るのは大変危険なので，十分，ご注意ください。

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●冷媒は？
R12 ＝ 現在，ほとんど手に入らなくなっていますのでご注意を

●オイルは？
スニソ5GS ＝ いわゆる鉱物油で，これも手に入れにくくなっています。現在のオイル（PAG）は合成油で成分がまったく違います

●コンプレッサ交換時は？
冷媒は，真空引き後に充填する必要があります。
冷媒を抜くときに，オイルが少し抜けますが，大半は，冷凍サイクルとコンプレッサ内部に残っていますので，追加充填の必要はありません。もし大量に抜けたときは，上記のオイルを10～20ccくらい追加して下さい。

なおコンプレッサ装着時，接続部のシール部にコンプレッサ内のオイルを少し取り出して，塗っておくとシール性が保持できます。

簡単ですが，ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました

Answer 2

補足について。

コンプレッサーからのオイル漏れは、シャフトシールから、ホースの取り付け部から、ケースのつなぎ目からだと思います。
エバポレータのように見えないところで穴あきで洩れていると、エアコンユニット内にかなりの量が溜まっていますが、コンプレッサーのように見えるところの洩れはたいした量ではないと思います。

まあ、古いコンプレッサーに入っていた量＋勘でしょうか。
入れすぎるとコンプレッサーにかなりの負担がかかるようで、ゴーという音がしますよ。

入れた後でオイル量を確認するために、ヤフオクなどにオイルチェッカーなるものがあります。
これは使えると思います。

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オイルの補充の基本は、古いコンプレッサーに残っていた、オイルの量と同量を入れることです。
既にエアコンシステムにはほとんどのオイルが回っています。

古いコンプレッサーを取り付けるときはそのまま、

コンプレッサーを交換するときは、古いコンプレッサーに入っているオイルを抜き、計量します。
新しいコンプレッサーにオイルが入っていたら、そのオイルを抜いて、古いコンプレッサーに入っていたオイルと同量を入れます。

コンプレッサーを取り外せば、ガスは真空引きで漏れが無いか確認して、その後再充填です。

Answer 3

基本的には考えは合っていますよ！

ただガスがR12だと思います