AMG Eクラス セダン 「走る歯医者でレポートしたものです。 や...」のユーザーレビュー

走る歯医者でレポートしたものです。 や...

2004.9.22

総評

走る歯医者でレポートしたものです。
やっと３５００Km走行し、慣らしを強制的に終え、全開走行などをした報告です。
アクティブにコントロールされたサスは初めてですが、限界コーナーをおこなったときに２トン近い巨体から想像されるようなロールはみじんも無く、かといって素早いステアについてくる鼻の軽さを感じさせるようなレスポンスは見事です。当初手応えを感じなかったように思えたステアフィールはロールを感じないためであることがわかってきました。スポーツカーとしても良くできています。しかし、最後は巨体を制御するタイヤのパワーが不足するようですが、今のところそのような走りをするつもりはあまりありませんので、しばらくはオリジナルのままで十分と思えます。ただ、あふれるパワーをゆとりとしてとらえると言うよりももてあます気がします。おいしいえさを目の前にして我慢しているような運転になる自分が情けなるというか。発進時のちょっとした踏み込みで（アクセル１／３程度）でもうスキール音が発生し、後輪がかなり空転。これは少しつらいですね。パワーを引き出すセッティグのようですね。EPSでしたっけ？２段階に制御してほしいと思います。つまり、スキールしないモードというか・・ちょっと早めに発進したいけど周囲を驚かせないように・・私のような子どもっぽい性格にはもっと強いリミッターが必要のようです。とほほ
でもよくもまあ、こんなモンスターがこんなおとなしい姿で・・変なバランスですね。
なんだか制御できない自分のいやなところを認めるのがつらくて手放したいと思うときもありましたが、やっと何かを見いだせてきました。ちょっと自分の中で位置づけが難しい車ですね。

満足している点

どこからでもかかってきなさいと言うような横着なパワー
十分な動力性能を持ちながら、最高レベルでの４ドアパッケージを持つ使いやすさ。
サイズの割によい取り回しとそれを支える電子機器（前後ソナーは助かっています）
すべてにおいて十分なハンドリングと重量を感じさせない制御されたサスペンション（詳しくは総評に）
高速道路でのなかなかの燃費の良さ。（まあアクセル踏まなければね・・）

不満な点

自分を押さえられなかったときの周囲の皆様への罪悪感。
ちょっと軽々しく発進時のスキール音が出過ぎです。そんなつもりではないのに・・・とほほ状態になります。あとは仕方なく俊足でその場を離れるだけです。
市内での軽やかな身のこなしと引き替えになる絶望的な燃料消費
後ろの車がふつうのＥではないと気づいてくれたときに何かを期待していると勝手に思いこみ、引きはなしてみせる自分の幼稚さ。とほほ
高速領域での速度感のなさは正直少しやばいと思います。ユーザーの方気をつけましょうね。ブレーキはあくまで物理的な限界があることを忘れないように！！

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験