CX-3の魅力を北海道ドライブで再発見。味付けのキモとは?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
いや、驚いた。今春出たマツダ版“小さな高級車”とも言える新型クロスオーバーの「CX-3」。実力を改めて味わうべく出かけた北海道のトマム試乗会だ。その実、北の大地のうまいモンを食って、楽しくドライブするだけという極楽企画だが(笑)、なるほど欧州並みの道路環境を誇るお土地柄。ふとした瞬間に、東京じゃ発見できないかもしれないCX-3の凄さに遭遇することが出来ちゃったのだ。
「おお、さっきから信号が一個もないなぁ。さすがは北海道!」
編集部員とそんなことを話していた時だ。試乗2日目でリゾナーレトマムから出て約30分。前にクルマもいたので時速60km前後でタラタラ30kmぐらい走ったところだ。ふとした瞬間にメーターを見て小沢は目を疑った。
「ええっマジ! リッター30km!?」。
そう、マツダ自慢の1.5リッターSKYACTIV-D(ディーゼルエンジン)+6速SKYACTIV-DRIVEの組み合わせは、トンでもない低燃費を叩きだしていたのだ。もちろん旭川空港に向けてのゆるい下り道で、ほぼノンストップという好条件。逆に行きは「下ホロカメットク山」のワインディングを走ったり、撮影もしたので160km走って、メーター燃費はリッター16.5km。
それでも随分いいなと思っていたが、ハマればリッター30kmも夢じゃないとは。目的地に着いた時のメーター表示は、リッター28.2km。それでも十分ハンパじゃない! 完璧なハイブリッドいらずだ。
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