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レクサスが販売好調、輸入車はやや失速【マーケット概況】

軽自動車、輸入車が前年割れ

11月の新車マーケットは、前年比6.6%減の38万8817台で、11ヶ月連続のマイナスとなった。登録車は0.3%の微増だったが、軽自動車が15.8%減と大幅に下回ったのが響いた。一方、外国メーカーの輸入車乗用販売は7.8%減。フォルクスワーゲンとアウディは前月からマイナス幅を縮小させたが、それぞれ32%減、23%減と回復には至っていない。詳しい状況を日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表したデータから見ていこう。

例年10月から年末にかけては新車登録台数が拡大していく傾向にあり、そうしたなか普通乗用車と軽乗用車、商用車全般は10月実績を上回ったが、小型乗用車はやや台数を減らした。もっとも前年実績との比較では、普通乗用車は1.1%増、小型乗用車は2.0%減で、多少の振れはあるがほぼ同水準を保っている。

軽乗用車は前年比18.3%減の11万1039台で、11ヶ月連続のマイナス。昨年末から今年3月の軽自動車税引き上げ前までは国産乗用車に占めるシェアは4割を超えていたが、以後はだいたい36~38%台をさまよっている状況。ただ、市場規模はあいかわらず乗用車のなかで最大で、11月の乗用車全体(輸入車含む)に占める割合は、普通乗用車:32.4%、小型乗用車:32.3%、軽乗用車:35.4%(小数点第二位は四捨五入)だった。

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