ハリアーの内装は上品でたくましい。内装色やグレードによる違いを解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
ハリアーはトヨタの高級クロスオーバーSUVで、流麗なデザインの外装と大人の佇まいを感じる内装が特徴です。ゆったりとくつろげる内装は評価も高く、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ハリアーの内装について詳しく紹介します。内装色やグレードによって雰囲気や装備品も異なるため、参考にしてください。
ハリアーは、高級感を持ちつつ上品なデザインが特徴です。現行の4代目ハリアーは、その上質感と繊細さにたくましさと力強さがプラスされました。
ハリアーの上質さに引かれ、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。ここでは、より魅力がアップしたハリアーの内装について、詳しく紹介します。
ハリアーのインテリアは、歴代ハリアーの上質な室内空間を超えられるよう、デザインチームが導き出した「おおらかなたくましさ」をテーマに作り出したものです。センターコンソールには厚みのある革を使用し、背高く幅を持たせることでがっしりとしたシルエットを生み出しています。
歴代ハリアーが作り上げた上品でラグジュアリーなデザインや質感を合わせた内装に、新たに加えられたたくましさが現行ハリアーの魅力のひとつです。
ハリアーは、外観と同じくらい室内空間のインテリアを重要視しています。シートやインパネ、コンソールに施したダブルステッチやパイピングオーナメントは、上品でクラフトマンシップを感じさせるディテールです。
室内のカラーにはブラック・グレー・ブラウンの3種類があり、色調によって雰囲気が異なる室内空間を作り出しました。
パノラマルーフには、手動で開閉する手間がないオートタイプを採用しており、調光状態と透過状態を瞬時に切り替えられる機能も付加されています。また、調光時には障子越しのようなやわらかな光が感じられるよう、配慮されているのも注目したいポイントです。
また、居住空間の癒しだけでなくラゲージスペースの実用性も十分です。形状にもよりますが9.5インチのゴルフバッグが3つ積める他、デッキボード下に設けた収納スペースにアクセスしやすいようスライド式が採用されています。
ハリアーの内装で特に注目度が高いのはカラーです。先進技術を搭載した装備も魅力的ですが、素材感や色調による室内全体の雰囲気を重視する傾向も高まっています。
ここでは、ハリアーで選択できるブラック・ブラウン・グレーの3種類の内装カラーについて詳しく見てみましょう。
定番色のブラックはシックでシンプルなカラーで、ハリアーの高級感を引き立たせます。
パネル加飾には、ブラックかメタルブラック、パイピングオーナメントにはブラックかサテンブラックを採用し、同じブラックでもグレードによって少し違う色調に変えました。
また、シートはブラックの表皮にダークグレーのステッチを採用しています。素材は、ファブリック、ファブリックと合成皮革、本革の3つが用意されました。素材による質感の違いはもちろん、光沢感やマット感などでの色調の違いもあります。
ブラウンカラーは、ハリアーの特徴でもある乗馬の鞍をイメージしたセンターコンソールをより象徴するカラーです。室内すべてがブラウンではなく、ブラックのメインカラーに木目調のグレーウッドとアクセントのブラウンが利いたコントラストが美しい内装となっています。
シートステッチにブラウン、パイピングオーナメントにサテンブラウンが採用されました。アクセントだけではなく室内全体にブラウンを入れ込むことで、カラーを調和させていることもポイントです。
グレーカラーは、ブラックやブラウンと比較すると室内が明るく見えます。どのカラーであっても上質で美しいステッチや加飾が特徴のハリアーですが、グレーカラーは特に洗練された上質なディテールをひと目で感じられるカラーです。
グレーのシートにはベージュのステッチを施し、パネル加飾にはホワイトウッド調、パイピングオーナメントにはサテンベージュを採用しています。グレーは、より上品で美しい雰囲気を楽しみたい方におすすめのカラーです。
ハリアーの内装は、グレードによっても異なります。2023年1月時点における現行ハリアーのグレードは「S」「G」「Z」、さらにはZの「レザーパッケージ」のラインナップです。
装備の違いによって快適性や利便性が異なるため、自分のライフスタイルに合うグレードを見つけましょう。
「S」は、シンプルなベースグレードです。
内装カラーはブラック、シート素材はファブリックのみとなっています。装備品は、8インチディスプレイオーディオや4.2インチTFTカラーのマルチインフォメーションディスプレイを採用し、運転時のサポートを充実させています。
また、ドアのロック解除と連動して点灯するイルミネーテッドエントリーシステムも搭載しました。エントリーモデルといえども高級車ならではの快適性を持っていることが特徴です。
「G」は、Sグレードに素材や質感、快適性の高い装備品をプラスし、高級感やラグジュアリーさを高めたグレードです。
シート素材はファブリックシートと合成皮革を使用したコンビシートとなり、カラーはブラック・ブラウン・グレーの3種類から選択できます。装備品では、前後方録画付きデジタルインナーミラーを搭載、運転席の8ウェイパワーシート採用などによりサポート力を高めました。
また、イルミネーテッドエントリーシステムには、フロント足元照明やコンソール照明などを追加し、室内空調には「ナノイーX」を搭載するなどの快適性もプラスしています。
「Z」は、現行ハリアーの最上級モデルです。
シート素材やカラーの選択肢はGと同様ですが、より優れた装備を搭載しています。ナビ・オーディオにはT-Connect SDナビゲーションシステムと、JBLプレミアムサウンドシステムを搭載した12.3インチの大型ディスプレイを採用しました。
また、カラーヘッドアップディスプレイも搭載し、運転時のサポートを強化しています。さらには、イルミネーテッドエントリーシステムにエンブレムマーク付きドアミラー足元照明や、フロントドアスカッフイルミネーションも追加するなどのワンランク上の内装を作り上げました。
Zに用意した「レザーパッケージ」は、その名の通りシート素材を本革にした上質なグレードです。カラーはブラックとブラウンの2種類のみですが、上品で落ち着いた室内空間を楽しめます。
素材だけではなく装備品も快適性の高いものを採用しました。ステアリングヒーターや助手席のパワーシート、ポジションメモリーや快適温熱シートベンチレーションなど、ゆったりくつろげる上質な空間が特徴です。ハリアーの中で最も上質な高級感を持っています。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
このクルマが欲しい! カーマニアが選んだ珠玉の10選(値段に関係なく……)【オートモビルカウンシル2024】
低背圧と静粛性を融合、基準・車検もクリア…HKSから『GRスープラ』用「スーパーターボマフラー・アーバンマットエディション」5製品が発売
トヨタ・スバル・マツダが「新型エンジン」開発を発表! 電動化時代でも「内燃機関を残す」 3社独自のカーボンニュートラル戦略とは
スズキ新「ビート」発表! タフ感高めな「コンパクトSUV」! MT設定アリ&4.1m級ボディの「ビターラ」豪に登場
【MotoGP第6戦カタルーニャGP】Moto2小椋藍選手が優勝にカムバック!! タイヤマネージメントで10番手から追い上げ
KINTO調査で判明! 働く世代は定額減税分[消費に回す]は2割だが……国内旅行の足は[クルマ]が最多!!
ル・マン市内での公道パレード開催が決定。ハイパーカー全車種含む17台+ゲスト2台が走行へ
ドゥカティがカフェレーサースタイルのコンセプトバイクを提案…『CR24I』発表
『トヨタ・スープラ(1996年編)』GT専用マシン化が進んだ“黒船”の対抗馬【忘れがたき銘車たち】
「ターボエンジン&MT」は絶滅危惧種!? 運転めちゃ楽しい! 今でも買える「ターボ&MT」の国産車3選
ピレリ、フェラーリと新フルウェットタイヤをテストへ。来季のF1導入目指す「パフォーマンス向上が目的」
雨だと事故率が5倍にもなるってマジか! 梅雨入り直前「身を守るため」に実践したい「雨の日ドライブ」の準備と注意点
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ
【566万円から】アウディA4&A5スポーツバックに特別仕様車「マイスターシュトュック」新設定
【ビンボー臭さゼロ】なVW製新型キャンパーの“デザイナーズ感”。日本メーカーも出してほしい
【買えないアルヴェル】横目に“500万円安+6人”で売れるレクサス「LM」が気にする兄弟の動向
【WRX S4ではありません!?】スバルが公開した謎の4ドアセダンの正体とは?【S耐富士24hレース】
【マツダが明言】本当だった次期「CX-5」計画! ハイブリッドはTHSのマツダチューン版が濃厚
キッカケは豊田会長の「走ってみない?」。マッチがS耐でレーサーに復帰したワケ【S耐富士24hレース】
【199万円!】大人気プチバン「シエンタ」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?