ガヤルドのトップモデル レースの興奮を公道で
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
ランボルギーニ・ジャパンは、ガヤルドシリーズのトップモデルとなるガヤルドLP570-4 スーパートロフェオ・ストラダーレを発表した。このモデルはガヤルドのワンメイクレース、ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ用マシンをベースとしており、昨年のイタリア統一150周年を記念し世界限定150台で生産される。
価格は3136万8750円で、日本への割り当ては10台とのこと。
アウトモビリ・ランボルギーニ R&Dダイレクター兼モータースポーツ責任者のマウリッツィオ・レジアーニ氏は、「スーパートロフェオ・ストラダーレは、ランボルギーニがこれまでに作り出した究極のガヤルドモデル。モーターレースの興奮を公道で直接味わうことができます。」と述べた。
2009年3月に、アウトモビリ・ランボルギーニは、世界最速のワンメイク・シリーズと言われる新たなレースシリーズを発表。また2012年からは、ランボルギーニとブランパンによる、ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・レースを開催している。さらに2012年5月からは、アジアシリーズがスタート。5月のセパンを皮切りに、7月14日、15日には富士スピードウェイにて日本で初開催された。
初年度となる2012年シリーズは、セパン、日本のほか、中国、台湾のサーキットで開催される全6戦で構成される。
路面状況に応じて角度のマニュアル調整が可能な大型リアスポイラーは、レースマシン同様のものを装備。公道走行においてはLP 560-4に対して最大約3倍のダウンフォースを発揮するという。
クイックリリースシステムによって脱着可能なエンジンフードを採用する点もレースマシンからのフィードバック。スポイラーもフードもカーボンコンポジット製でボディは乾燥重量1340kgと、LP 560-4に対し70kgもの軽量化が図られている。パワーウェイトレシオは2.35kg/ps、0-100km/h加速はわずか3.4秒、最高速度は320km/hに達する。
「LP570-4 スーパートロフェオ・ストラダーレ」のもう1つの特徴はそのボディカラー。“ロッソ・マース”と呼ばれる鮮やかなレッドは、かつてのイタリアンレースカーに用いられた伝統色を象徴し、「イタリアらしさ」を物語る最たるものとして採用された。
エンジンはガヤルド スーパーレッジェーラに搭載される5.2リッター直噴V10エンジンで最高出力570ps、最大トルク540Nm。トランスミッションはステアリングパドルを備える6速シーケンシャルシフト(eギア)だ。
前後重量配分は前43%、後57%。サスペンションは前後ダブルウィッシュボーン式。ノーマル比-13kgの軽量19インチホイールには「ピレリ Pゼロ コルサ」235/35ZR19(前)、295/30ZR19(後)を装着する。
さらなるレースマインドを味わいたいユーザー向けには、オプションでカーボンセラミック製ディスクブレーキや4点式シートベルト、ロールケージや消火器なども設定される。一方快適性を求めるユーザーへは、ナビゲーションシステムやBluetooth通話機能、リフターシステムなどの装備も設定される。
また、発表会場ではランボルギーニとブランパンのコラボレーションファッションショーも行われた。
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