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10月のマーケット概況 Nシリーズやup!が好調

補助金終了の反動で6.7%減と2カ月連続のマイナス

海外メーカー製輸入乗用車は10.7%増と好調をキープ

 今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した10月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽自動車を含め、国内で販売された乗用車総数は29万9334台で、前年同月比は93.3%(貨物車、バスを含む新車総販売数は35万9333台、前年同月比94.3%)と2カ月連続で前年を下回った。不安視されていたエコカー補助金終了による反動減が顕著化した形だが、今年と同様に9月に新車購入補助金が終了し、大きく落ち込んだ10年10月と比べると、前年同月比はひとケタ台(10年10月の前年同月比は74.1%)にとどまり、10年10月比でも19%増と、影響が軽微であることをうかがわせる。すでに年間累計で21万台を突破し、10月単月で乗用車トップとなった「トヨタ アクア」をはじめ、「日産 ノート」や「トヨタ スペイド」といったニューモデルが好調な売れ行きを堅持したことで、底堅い市場状況になっているようだ。

 輸入車と軽乗用車を除く3/5ナンバーの国産乗用車(日産マーチ1959台、日産ラティオ1192台、三菱ミラージュ3054台含む)は18万562台で、前年同月比は87.9%。メーカーブランド合計では「インプレッサ」が好調なスバル、「ミラージュ」が牽引役となった三菱以外は前年を下回り、それもトヨタと日産を除き、2ケタの大幅なマイナスだ。月間ランキングでは、アクアが2万4192台で16カ月連続トップを続けていた「プリウス(α、PHV含む)」を抜き初のトップ。アクアは軽乗用車を含めた乗用車全体でも初のトップとなった。2位はプリウス、3、4位は前月同様、日産ノートと「ホンダ フィット(シャトル含む)」、5位にトヨタ スペイドが前月11位からジャンプアップと、ニューモデル勢が1、3、5位を占めた。ただプリウス、フィットが前年同月比61.1%、41.7%と大きく落ち込んでおり、このあたりが市場復調のカギになるはずだ。

 軽自動車は乗用車部門が10万2868台/前年同月比102.3%(貨物車を含めた全体は13万3790台/前年同月比100.5%)で、13カ月連続プラス。車名別では「ホンダ N BOX(+含む)」が1万8203台でトップを奪還。「スズキ ワゴンR」は1万5946台で2位に後退となった。

 輸入乗用車は海外メーカー製のみでは1万5455台、前年同月比は110.7%(日本メーカー製を含む輸入乗用車全体では2万2108台、同121.0%)で6カ月連続で前年を上回った。海外メーカーブランド別乗用車ランキングはVW(フォルクスワーゲン)が4063台でトップを奪還、2位は2662台のBMW(ミニを除く)で、前月トップに立ったメルセデス・ベンツは2359台で3位に後退。ただ前年同月比はVW5.2%増、BMW20.2%増を上回る33.2%増と好調をキープしている。

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