ヒュンダイ(ヒョンデ)は、市販車では高性能じゃないのにWRCでは、速いのはなぜですか？ 中身がまったく違うか、どこかのレース屋さんに頼んでつくってもらってるんですか？

Answer 1

お見込みのとおりです。
＞中身がまったく違うか
→市販車とはほぼ違います。
2021年までのワールドラリーカーの規則では、市販車をベースにしていましたが大きく改造することが認められていました。
エンジンはグローバルレースエンジンとよばれるレース専用品でターボ装着可能。市販車にＦＦしかなくても4WD化も可能、市販車のオートマによくある変速ボタン等と異なり本当のパドルシフト装着可。エアロパーツもてんこ盛り。
ということで市販車とは全くと言っていいほど違いました。
これはどこのワークスも同じです。
2022年からはラリー１車両に変わりましたが、もう完全にラリーという競技専用車両になりました。
パイプフレームで組み上げた基本骨格に外板を張り付けているだけなので、ベースとなる市販車というものが存在しません。
i20やヤリスのように見えるのは、メーカーの意向でそのように見える形にしているだけで、カローラのように見せることも可能です。
実際にＭスポーツは車両規則より少し大きいいフォード・プーマを縮小したようなイメージにしてます。
このように、市販車のイメージはあっても全く別の車になってます。

＞どこかのレース屋さんに頼んでつくってもらってるんですか？
→ヒョンデ・トヨタとも子会社のようなものを作って、主に車両作成や競技参加はそこにやらせてます。ただしエンジン開発などはメーカー本体がやったりもしてます。
Ⅿスポーツはフォードの支援を受けていますがフォードの純粋なワークスではなく、限りなくワークスに近いプライベーターなので全部自分でやってます。

という感じと思います。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。
よくわかりました。

Answer 2

WRCは良く知らないのですが
ラリージャパン2022でワン、ツー、フニッシュされたのですよね。
豊田市で開催したのに。